城での暮らしが始まって数日が経った。ひなたは豪華な寝台の上で身を起こし、窓から差し込む異世界の月光を眺める。 「毎日こんなに優しくしてもらえるなんて……想像してなかった」 ヴェルガスは仕事中だ。彼の城には多くの部下がおり、魔族としての統治業務がある。その間、ひなたは専用の部屋で自由に過ごすことが許されていた。 「野菜を作るだけなら、別に苦痛じゃないし」 指先で空中に描くと、淡い光と共に完熟したトマトが出現する。城の料理人たちはひなたを宝物のように扱い、生成される野菜を最高級食材として料理に使っている。むしろ前世より充実しているかもしれない。日本での生活を思い出す。研究室に籠もる毎日、恋人のいない孤独な夜、将来への不安。それに比べれば、今の生活は天国だった。 「愛される喜びを知ったし……毎夜こんなに気持ちいいなんて」 顔が熱くなる。ヴェルガスの手厚い愛撫は、ひなたの身体を隅々まで開発し、未知の快楽を教え込んでいた。自嘲気味に笑うと、扉が開いた。戻ってきたヴェルガスが立っている。 「待たせたな」 「おかえりなさい、ヴェルガス」 自然と笑みがこぼれる。ひなたは寝台から降り、彼に歩み寄った。 「今日はどうだった?」 「部下たちがお前の生成する野菜を絶賛していた。……再来週の宴で、最高級の料理を振る舞うそうだ」 「それは楽しみね」 ヴェルガスはひなたの腰を引き寄せ、深く口づけをする。唇が離れると、耳元で低い声が囁いた。 「今夜も……存分に可愛がってやる」 その言葉に背筋が震える。恐怖ではなく、期待と興奮で。 「……お願い」 ひなたは自ら脚を開き、ヴェルガスを受け入れる準備をした。彼は満足げに笑い、ひなたの身体を優しく愛撫し始める。指先が胸の頂を掠め、太腿の内側を這い上がる。 「あっ……んぁ」 敏感な箇所に触れるたび、身体が跳ねる。ヴェルガスの愛撫は的確で、ひなたを瞬く間に快楽の淵へと追い込んでいく。ねっとりとした舌が内壁を這い回り、痙攣する襞を丁寧に刺激していく。 「んぁっ……あぁ、気持ちいいぃ」 何度も絶頂へと追い上げられ、ひなたの思考は快楽に溶けていく。その中で、一つの確信が胸に宿った。 「私……ここで生きていく」 日本には戻りたくない。この温かい腕の中で、愛される喜びを知ってしまった。もう元の孤独な生活には戻れない。 「ヴェルガス……好き、大好き」 無意識に口から漏れた言葉。彼は動きを止め、ひなたの瞳を見つめた。 「……私もだ」 予想外の告白に、ひなたは驚きと幸福感を同時に感じた。魔族と人間。支配者とペット。本来なら交わらないはずの二人が、異世界で結ばれた。 「これからも……ずっと一緒にいてね」 「ああ。一生離さない」 深い口づけを交わしながら、ひなたは新しい人生の始まりを実感していた。野菜を生成し、愛され、快楽に溺れる。それが彼女の選んだ幸せだった。
検閲済みプロット
異世界転生して、媚薬効果のある粘液を吐くスライムや触手を持つ異形の生物に快楽責めされる。スキルは絵を描くと野菜を出せる。最終的に主人公は濃厚な行為と精液まみれになりつつも耐え抜き、意外なハッピーエンドを迎える。




















