エラベノベル堂

開発の檻から

18+ NSFW

小説ID: cmntub640000p01nszp5uzcml

10章 / 全10

朝日が地下室の小さな窓から差し込んでいた。床には四人の男たちがぐったりと横たわっている。アキは彼らを見下ろし、満足げに髪をかき上げた。 「大体、こんなものかしら」 一夜にして四人の男たちを開発し尽くしたアキの体には、微かな疲労と同時に、言いようのない高揚感が残っていた。 「た、助けてくれ」 リーダー格の男が掠れた声で懇願する。かつての威圧的な態度はどこへやら、その瞳には虚ろな光が宿っていた。 「あんたたち、もう組織の役には立たないわね。精神も体も、完全に私が書き換えたから」 アキはこけしを胸元へ戻した。木製の人形は、今や彼女の分身と言える存在になっていた。 「学園に戻るわ。あんたたちのことは、適当に処理してもらう」 アキは乱れた服を整え、地下室を出た。廊下ではすでに魔法騎士団が待機しており、組織の壊滅作戦が進められていた。 「アキ」 サキが駆け寄ってくる。 「無事だったのね。組織の構成員は全員逮捕されたわ」 「そう、よかった」 アキは淡々と答えた。姉の目を見て、自分が勝利したことを改めて認識する。 「君のおかげで学園は救われた。英雄よ」 騎士団長がアキの肩に手を置いた。 「問題児だったお前が、まさかこんな形で貢献するとはな」 アキは曖昧に微笑んだ。心の奥で何かが疼いている。勝利の喜び、復讐の達成感。だがそれ以上に、埋められない空洞があった。 数日後、アキは学園で称賛の対象となっていた。組織を壊滅させた英雄。問題児から一転、誰もが羨む存在。 「アキさん、すごいです」 「本当によくやったわね」 生徒たちが次々と声をかけてくる。アキは愛想笑いで応じたが、心はどこか冷めていた。 夜、寮の部屋で一人、アキは鏡を見つめた。こけしを手のひらに乗せ、その表面を撫でる。 「ねぇ、何か足りないのよ」 開発された体は、すでに通常の刺激では満たされなくなっていた。男たちとの濃密な夜々が、快楽の基準を引き上げてしまったのだ。 「もっと、強いのが欲しい」 アキの瞳が怪しく光った。こけしの力は、彼女に逆魅了の能力を与えた。だが同時に、永遠に満たされない渇望という代償も残していた。 「学園の男子生徒たち、結構可愛い子がいるわよね」 アキは窓の外を見た。中庭を行き交う生徒たちの姿。 「あの子、あっちの子も」 舌で唇を湿らせ、アキは不穏な笑みを浮かべた。 「英雄の特権ってことで、ちょっとお願いしてみようかしら」 こけしが淡い光を放つ。アキの新たな欲望が、静かに膨らみ始めていた。 「あぁ、でもこれじゃ終わらないわね」 鏡の中の自分に向かって、アキは囁いた。 「ずっと、続くのよ」 その夜、アキの影は、こけしの光と共に不気味に揺らめいていた。

検閲済みプロット

主人公は同人作家の女性。魔法学園で「問題児」として目覚める。部活キャプテンが実の父親で、未来救済のために動いている。家宝のこけしとローションがキーとなる。絶倫なサラリーマンたちに魅了され、幾度もSEXを重ね屈辱と復讐心を抱く。義理の姉がいる。ラストは勝利だが不穏な結末。

10章 / 全10

TOPへ