エラベノベル堂

未開の花嫁

18+ NSFW

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10章 / 全10

祝祭が終わり、村が静寂に包まれた夜のことだった。ルナは小屋の前で星空を眺めていた。密林の夜空は日本では見られないほどの星空だ。 「綺麗……」 彼女が呟いた時、背後から足音が近づいてきた。振り返ると、白髪の長老が立っていた。 「ルナ様、少しよろしいかな」 ルナは驚いた。長老が片言ではなく、流暢な日本語で話しかけてきたからだ。 「えっ……日本語、話せるの?」 長老はニヤリと笑った。 「もちろんですよ。若い頃、日本人の研究者たちと交流がありましてね」 「じゃあ、じゃあ……最初から言葉が通じたの?」 ルナの声が震えた。 「ええ、まあ。あなたが辞書を読み上げた時、何と言ったか覚えていますか」 ルナは顔を赤らめた。 「たしか、タラクルムヴァサ……」 「それ、うちの言葉で『私は子種を求めている』という意味なんですよ」 長老は目を細めて笑った。 「挨拶のつもりだったのでしょうが、あいにくその日は神の花嫁を選ぶ儀式の日でして。あなたの宣言は、まさに渡りに船でした」 ルナは頭を抱えた。 「それを最初に言ってよ!私、ずっと勘違いで……」 「言えるわけないでしょう。あんなに楽しそうに腰を振っていたのに」 ルナの顔がさらに赤くなった。 「それは……仕方なかったのよ。あの香りのせいで……」 「はいはい、香りのせいですね」 長老は意地悪く笑った。 「それで、話があるんです。実はこの村、女性が極端に少ないんですよ。若い女性となると、あなた以外に数人しかいない」 「それで儀式なんてあったのね」 「ええ。だから提案があるのですが」 長老は真顔になった。 「よかったら、この村で暮らさないか?神の花嫁として、我々の仲間入りをしてくれないか」 ルナは呆気にとられた。 「えっ……」 「無理強いはしません。ただ、あなたはすでに村の全員と愛し合った。子供ができる可能性もある。そうなれば、あなたはもう私たちの家族です」 ルナは下腹部に手を当てた。数日間に注がれた大量の精液。確かに、もう腹の中には新しい命が芽生えているかもしれなかった。 「帰る選択肢もあるでしょう。しかし」 長老は空を指差した。 「日本に帰って、また探検家に戻りたいですか」 ルナは沈黙した。確かに、かつての生活は刺激的だった。しかし、この村で過ごした数日間の快楽は、何物にも代えがたいものだった。 「……わからないわ。でも」 彼女は小さく微笑んだ。 「もう少しだけ、ここにいてもいいかも」 長老は満足げに頷いた。 「そうですか。歓迎しますよ、新たな家族を」 ルナは空を見上げた。日本に残してきた生活、家族、友人。すべてを捨てることになる。でも、不思議と迷いはなかった。 「勘違いから始まった関係だけど……悪くないわね」 彼女は長老に向かって微笑んだ。 「よろしくお願いします、長老さん」 「こちらこそ、ルナ様」 密林の夜風が心地よく吹き抜けた。新たな生活の始まりを告げるように。

検閲済みプロット

女性探検家ルナが未踏のジャングルで原住民の村に迷い込む。コミュニケーションを図ろうとして、誤って現地の豊穣儀式を意味する言葉とジェスチャーをしてしまう。それがきっかけで村の男たちに『神の花嫁』として奉仕を求められ、昼夜問わない濃厚な性行為を受け入れる羽目になる。快楽に溺れる中、最後に長老が日本語ペラペラだったことが発覚し、女性不足の村への定住を勧められるコメディタッチな結末。

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