颯真の動きが、最高潮に達していた。 「あっ、ああっ!んっ、くっ……!」 凛の体が、波のように快感に揺れる。突き上げられるたびに、視界が白く染まっていく。 「凛、俺もう……っ」 「わたしも……っ、いきそう」 颯真が凛の腰を強く掴み、最後の激しさで貫いた。 「あっ、あああっ……!」 二人の体が同時に大きく震え、熱い奔流が凛の中へと注ぎ込まれる。凛の内部がきゅっと収縮し、颯真のすべてを受け入れた。 「はあ、はあ……」 颯真が凛の上に覆いかぶさったまま、荒い息を吐く。汗ばんだ肌が触れ合い、互いの鼓動が胸を通して伝わってくる。しばらく、二人はそのまま動けなかった。ただ、互いの体温と息遣いを感じていた。 「……気持ちよかった」 凛がぽつりと呟いた。颯真が少し笑う。 「俺も」 颯真が体を起こし、凛の横に寝転がる。気怠い空気が部屋を包んでいた。 「ねえ」 凛が天井を見つめたまま言った。 「彼氏なんて、いなかった」 横で颯真が吹き出した。 「わかってるよ。俺も彼女なんていなかったし」 凛が横を向いて、颯真を睨んだ。 「じゃあ、なんであんなこと言ったのよ」 「お前だろ、彼氏彼氏って」 二人は顔を見合わせ、そして同時に笑い出した。 「あーあ、私たちってバカだね」 「ほんとにな」 笑いながら、凛が颯真の胸に顔を埋めた。 「……でも、よかった」 「何が?」 「嘘ついて、嫉妬させて……その結果、こうなれたから」 颯真の手が、凛の髪を優しく撫でる。 「俺も。お前のことずっと見てたのに、言えなくて」 「言えなかった私も同じ」 凛が顔を上げ、颯真を見つめた。 「これからは、嘘の自慢なんてしなくていいね」 「うん」 颯真が悪戯っぽく笑った。 「代わりに、エッチな練習しようぜ」 「……は?」 「ほら、俺たち経験ないし。これからいっぱい練習しないと」 凛の顔が真っ赤になった。 「い、いきなり何言って」 「彼氏彼女の練習も、エッチの練習も」 颯真が凛の耳元で囁いた。 「毎日、俺の部屋で」 凛は一瞬呆気にとられたが、やがて小さく笑った。 「……颯真の、エッチ」 「お前が言い出したことだろ」 二人はまた笑い合った。夕陽が完全に沈んだ部屋の中で、二人の新しい関係が始まっていた。
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学校帰りに毎日ゲームをする幼馴染の颯真と凛。互いに架空の恋人の自慢話で嫉妬を煽り合うが、実は両思い。テクニック自慢がエスカレートし、『経験』を証明するため初体験をすることに。不器用な初体験を通じて本当の想いに気づくラブコメディ。


















