エラベノベル堂

耐久女王の座へ

18+ NSFW

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10章 / 全10

重い足音が客席の方から近づいてくる。ひなたは動かない体を必死に起こそうとしたが、上手くいかず、顔だけを音の方へ向けた。 「お疲れ様」 薄暗がりから現れたのは、黒いスーツを着た初老の男だった。ニヤリと笑ってステージに上がり、彼女の前に立つ。 「君か、今日の主役は」 男は上着のポケットからハンカチを取り出し、ひなたの顔に付いた白濁した液体を優しく拭い始めた。 「えっ……?」 強張った頬の汚れが落ちていく。男は懐から小さな封筒を取り出し、彼女の目の前に差し出した。 「これを受け取ってくれ。君のギャランティーだ」 封筒の中には、厚みのある現金が入っていた。 「これ……一体……?」 混乱するひなたの耳元で、男は楽しそうに囁く。 「今日のショーは全て仕組まれていたんだよ。君を『耐久女王』に選ぶための、秘密のオーディションだ」 「えっ……?」 目を丸くする彼女に、男はさらに説明を続ける。 「借金で困っている君の情報は入手していた。そこで、この企画に参加してもらうことにしたんだ」 「借金……どうしてそれを……?」 男は答えず、ステージの袖に向かって手招きした。 「カメラ、こちらへ」 すると天井から降りていた無数のレンズが一斉に彼女を捉える。 「君のパフォーマンスは全て配信されていた。地下アイドル発掘ライブ、としてね」 「嘘……」 呆然とするひなた。 「君の耐久力は見事だったよ。あれだけの人数を相手に、最後まで気絶せずに耐え抜いた。おかげで視聴数は大爆発だ」 「そんな……」 顔を手で覆うが、男は気にせず話し続ける。 「視聴者からの反響も上々だ。『あの娘をまた見たい』という要望が殺到していてね」 男はニヤリと笑った。 「君にはデビューしてもらうことにした。報酬は借金を返済してまだ余る額だ」 「えっ……本当に?」 ひなたの瞳が揺れる。 「ああ。ただし、条件がある」 男は彼女にマイクを握らせた。 「ここで一言、挨拶をしてくれ。視聴者に向けて」 マイクを握らされ、ひなたは言葉を失った。スポットライトが再び眩しく彼女を照らし出す。 「あっ……」 マイクが彼女の荒い息遣いを拾い、会場に響く。 「えっと……私は……」 言葉が見つからない。男は背後で静かに促す。 「今日の感想でいい」 「今日は……ありがとうございました……」 絞り出した言葉は震えていた。 「最初は怖かったけど……でも、意外と……」 そこで言い淀む。 「意外と?」 「……楽しかったです……」 顔を真っ赤にして告げると、男は満足げに頷いた。 「最高だ。その素直さが視聴者を惹きつける」 男は彼女の肩に手を置いた。 「桜羽原ひなた、今日から君は『耐久女王』だ。よろしく頼むよ」 ひなたは呆然としながらも、小さく頷いた。 「……はい」 こうして彼女の借金は帳消しとなり、意外な形で地下アイドルとしての道が開かれた。ステージに残された白い痕跡だけが、今夜の出来事が夢ではなかったことを物語っていた。

検閲済みプロット

地下ライブハウスを訪れたひなたが誤ってステージに上がり、観客たちによる過激な性的奉仕イベントの主役にされてしまう。彼女は黒いスクール水着姿で辱めを受け、多数の男たちに翻弄されながらも最後まで耐え抜く。その粘りが評価され、想定外のハッピーエンドを迎える。

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