エラベノベル堂

人質、スク水の誘惑

18+ NSFW

小説ID: cmnn93z93000x01nsp5qpc6ch

3章 / 全10

倉庫内の空気は張り詰め、男たちの苛立ちが静電気のように肌を刺した。 「おい、朝まで待つって言ってもよ、何もねえぞ」 ニット帽の男が足元の空き缶を蹴り飛ばす。金属音が反響し、ひなたの鼓膜を揺るがした。 「落ち着け」 リーダー格らしき男が制するが、その声にも焦燥が滲んでいる。強盗直後のアドレナリンが抜けきらず、興奮と不安が入り混じった状態だ。ひなたは柱に縛られたまま、男たちの様子を観察した。彼らは危険だ。追い詰められた人間は予測不能な行動に出る。このままでは、朝を待たずに事態が悪化する可能性が高い。 「ねえ」 ひなたの声が静寂を切り裂いた。男たちが一斉に彼女の方を向く。 「何だ」 リーダー格の男が眉をひそめた。 「暴れたいんでしょう。エネルギーの捌け口が欲しいんじゃないですか」 彼女は淡々と言葉を続ける。 「私を使えばいいですよ」 男たちの視線が、困惑から驚愕へと変わる。 「はあ。何言ってんだお前」 ニット帽の男が怪訝そうな顔をした。 「提案です。あなたたちが落ち着くまで、私を好きにすればいい。その代わり、暴力は禁止。あとで通報もしないから」 ひなたは縛られたまま、器用に白衣のボタンへ指を伸ばした。結束バンドの隙間から指を滑らせ、上から順に外していく。一つ、二つ、三つ。白衣の前が開くと、月明かりを反射した黒いスクール水着が露わになった。 「ほら」 彼女は顎で自分の体をしゃくった。 「これなら暴れるまでもないでしょ」 男たちが息を呑む気配が伝わってくる。強盗直後の興奮状態と、目の前の異様な光景。その二つが交錯し、彼らの理性を削り取っていく。 「正気か」 リーダー格の男が唾を飲み込んだ。 「正気ですよ。あなたたちが暴れ出したら私だって怪我をする。それなら、こうした方が合理的でしょう」 ひなたは冷静な表情を崩さない。 「それに、私だって悪い気はしない」 その言葉に、男たちの間に動揺が走った。ニット帽の男がリーダー格の方を盗み見る。 「おい、どうする」 「……決まってんだろ」 リーダー格の男がゴクリと喉を鳴らした。 「縛ってるの、外してくれませんか。できないでしょう」 ひなたが促すと、男は無言でナイフを取り出し、結束バンドを切断した。自由になった手首をさすりながら、彼女はゆっくりと立ち上がる。白衣が床に滑り落ち、黒いスクール水着だけが残った。 「さあ、どうぞ」 ひなたは両腕を広げ、男たちを受け入れる体勢を取った。 「ただし、優しくね」

3章 / 全10

TOPへ