エラベノベル堂

快楽地獄の女王

18+ NSFW

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2章 / 全10

「いやっ、離れて!」 叫び声と共に私はワゴンを突き出した。金属音が響き、マッサージ器が一瞬後退する。だが、それは意味をなさなかった。コードが生き物のようにうねり、私の両手首に絡みついたのだ。 「きゃあっ!」 強い力で引き寄げられ、私は床に倒れ込んだ。スカートが捲り上げられ、白い太ももが露わになる。冷たい床の感触と、迫りくる振動音。心臓が早鐘を打っていた。 「これ、何なの……やめてよ!」 抵抗しようと足をばたつかせるが、更なるコードが伸びてきて私の足首を拘束した。ガッチリと固定された体は、無防備に開かれた状態で空中に吊り上げられる。 ブゥン、ブゥン、ブゥン。 マッサージ器のヘッドが目の前で激しく振動している。まるで獲物を品定めする捕食者のように、ゆっくりと角度を変えていく。 「そこ、駄目……お願い、本当にやめて……」 言い終わる前に、振動するヘッドが私の秘部に押し当てられた。 「あぐっ、ぁああっ!」 脳髄を焼くような刺激が走り抜ける。下着越しとはいえ、その振動は強烈すぎた。太ももの付け根が痙攣し、背中が弓なりに反る。 「いやぁ、これ、変……おかしくなるっ!」 マッサージ器は容赦なく動き続ける。ときには円を描くように、ときには上下に激しく擦り付けるように。まるで私の反応を楽しむかのように、執拗に責め立てる。 「あっ、あっ、あぁん……だめ、そこは……」 敏感な突起を正確に狙われ、理性が溶かされていく。唾液が口から零れ、鏡に映る自分の顔が見える。それは快楽に溺れた、見知らぬ女の顔だった。 「おかしい……こんなこと、あるはずが……」 ブゥン。出力が上がった。振動が子宮の奥まで届くような錯覚を覚える。 「ひいっ、くぅ……あぁ、だめ、イッちゃう……イッちゃいます!」 限界が近づいていた。足の指が丸まり、つま先がピンと伸びる。視界が白く染まり、全身の筋肉が収縮する。 「あぁああああっ!」 絶頂と共に、意識が遠のいた。その瞬間、私は幻覚を見た。 暗闇の中に浮かぶ一枚のカード。金色の装飾が施されたそれは、『地下への招待状』と記されていた。 「エリカ……お前は選ばれた」 しわがれた声が脳内に響く。父親の声? いや、違う。もっと禍々しい、何かだ。 「儀式の生贄として、お前の肉体が必要なのだ」 カードが燃え上がり、灰となって私の体に降り注ぐ。 「地下へ来い……待っている」 意識が戻ったとき、エレベーターは地下へと下降していた。表示階数は『B4』。この学園に、そんな階があったのだろうか。 扉が開く。そこには、私を待ち構える深淵の闇が広がっていた。

2章 / 全10

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