エラベノベル堂

快楽地獄の女王

18+ NSFW

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3章 / 全10

「ここは……何?」 エレベーターから一歩踏み出した先に広がっていたのは、学園の地下とは思えない光景だった。古代の神殿を思わせる石造りの柱が等間隔に並び、壁には見たこともない文字が刻まれている。松明のようにもえる青白い光が、不気味な影を落としていた。 「うっ……」 体が鉛のように重い。先ほどの絶頂で体力を奪われた上、両手首にはコードの痕が赤く残っている。 「ようやく来たか、我が娘よ」 その声に、心臓が凍りついた。聞き覚えがありすぎる声。幼い頃に置き去りにされた私を、冷たい目で見下ろしていた男。 「……お父様?」 石段の最上段に、半透明の影が立っていた。実体のない幻影だというのに、その存在感は圧倒的だった。 「十三年前に学園の地下で見つけた古代文明の遺産。それは世界を滅ぼす力を持っていた。だが、封印が施され、誰にも扱えなくなっていた」 幻影はゆっくりと降りてくる。 「封印を解くには、特定の血筋と条件を満たした器が必要だった。それがお前だ、エリカ」 「何を言っているのですか? 私は……」 「お前の母親もまた、封印を守る一族の末裔だった。お前の中には、封印を解く鍵と、それを受け止める器としての資質が流れているのだ」 幻影が私の目の前に迫る。 「今宵、儀式を行う。お前の肉体を通じて封印を解き、世界を新たな秩序で塗り替えるのだ」 「拒否します! 私は……私はあなたの道具じゃない!」 叫んで後ずさろうとした瞬間、背後から湿り気を帯びた音が近づいてきた。 「あっ……」 振り返ると、闇の中から幾本もの触手が伸びてきている。ぬらぬらと光るそれは、まるで私を待ち構えていたかのようにうねりながら包囲網を狭めてきた。 「逃げ場などない。諦めて受け入れろ」 幻影が不気味に笑う。 「いやっ、来ないで!」 触手が私の足首に巻きついた。冷たくて粘着質な感触に、総毛立つ。 「離して……誰か助けて!」 ズルズルと引きずられ、石の祭壇の上に仰向けで固定される。手足がそれぞれの角へと引き伸ばされ、身動きできなくなった。 「さあ、始めよう。封印解除の儀式を」

3章 / 全10

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