エラベノベル堂

転生、終わらぬ絶頂

18+ NSFW

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1章 / 全10

「お姉ちゃん、朝ごはんできたよ」 義理の弟が作ってくれた味噌汁の香りで目覚め、私は重い体を起こした。毎日同じことの繰り返し。会社員として働き、帰宅しては義理の弟と食事をし、風呂に入って寝る。そんな日常に疲れていたのかもしれない。 「お姉ちゃん、大丈夫?顔色悪いよ」 「ん、大丈夫。ちょっと疲れてるだけ」 そう言って微笑むと、弟は心配そうに私を見つめていた。この子とは血が繋がっていないけれど、両親の再婚で一緒に住むようになってからもう三年になる。真面目で優しい子だ。 「明日は休み取って、ゆっくりしなよ」 「ありがとう。そうするね」 その夜、私は泥のように眠った。 そして目覚めると、そこは見知らぬ天井だった。 「……え?」 豪華な装飾が施された天井。シルクのような滑らかな感触の寝具。深紅のカーテンがかかった窓からは、淡い光が差し込んでいる。私は天蓋付きの巨大なベッドで寝ていた。 「ここ、どこ……?」 声が高い。喉を押さえると、肌の感触が違うことに気づく。白く滑らかな肌。華奢な体つき。見覚えのない指先。 「エロイナ様、お目覚めでしょうか?」 重厚な扉が開き、数人の女性たちが入ってきた。メイド服のような衣装を着ているが、胸元が大きく開き、スカートも極端に短い。 「エロイナ……?」 私はベッドから降りようとして、足元の大きな鏡に自分の姿を映した。そこには見知らぬ女性がいた。プラチナブロンドの長い髪、透き通るような白い肌、大きく潤んだ紫の瞳。まるで絵画から抜け出したような美少女が、呆然と鏡を見つめている。 「あれ……私?」 「エロイナ様、本日は『世界エロ教』の祭典でございます。皆様がお待ちです」 侍女たちが歌い始めた。 「快楽こそ救済、悦びを称えん……絶頂は至福、欲望に身を委ねよ……」 「ちょ、ちょっと待って。ここはどこ?私は——」 「エロイナ様、ご冗談を。今日は貴女様が『女神の器』として儀式を受ける重要な日ですよ」 侍女たちは私の混乱など気にも留めず、浴室へと導いていく。逃げることもできず、私はただ従うしかなかった。日常が一変した朝だった。私の体は、この異世界で 「エロイナ」 という王女になったらしい。そしてこの国は、快楽を崇める宗教が支配しているという。

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