精液と体液にまみれたドロドロの状態で、私は祭壇から降ろされ、廃墟の奥に鎮座する玉座へと導かれた。冷たい石の肘掛けに腕を置き、濡れた黒いレースが肌に張り付く感触だけが現実感を帯びている。 「終わったわ」 隣人が静かに近づき、私の前に跪いた。その瞳には、もはや冷徹な計算の色はない。 「世界は救われた。戦争も犯罪も飢饉も、全ての悪意が消え失せたわ」 「本当に……終わったの」 「ええ。あなたが世界中の悪意を背負い込んだおかげで、外の世界は平和に包まれている」 私は虚ろな瞳で天井を見上げた。体の中には何人もの精気が蓄積され、腹は僅かに膨らんでいる。衣装の魔力は未だに熱を帯び、男たちが残した欲望を脈打たせていた。 「これからどうなるの」 「あなたはここに残るのよ。この廃墟で、永遠に」 隣人は立ち上がり、私の頬に触れた。その指先は驚くほど温かかった。 「世界中から集まる悪意と欲望が、あなたの中へ流れ込む。あなたはそれを受け止め続け、聖女として奉仕し続ける」 「二度と……戻れないのね」 「日常には。けれど、あなたは世界を救った英雄よ」 その時、廃墟の入り口から新たな男たちが姿を現した。彼らは虚ろな表情で私を見つめ、飢えた獣のように近づいてくる。 「待っていたぞ、聖女様」 「俺たちに救いを与えてくれ」 隣人は私の耳元で囁いた。 「これがあなたの永遠よ。世界を救い続けるために、その身を捧げなさい」 男たちが玉座を囲み、次々と衣装のフリルを捲り上げていく。私は抵抗しようとしたが、体はすでに彼らを受け入れる準備を整えていた。 「あぁ……分かったわ」 自分の口から出た言葉に驚く。それは私自身の意思だったのか、それとも衣装の魔力がそう言わせたのか。分からない。けれど、不思議と恐怖はなかった。 「私は……聖女として、ここに残る」 男の一人が私の脚を広げ、熱い猛りを押し込んでくる。すでに何度も責め苛まれた秘所は熟れきっており、苦痛さえ快感へと変換されていた。 「ああっ……受け入れるわ」 「いい子だ。俺たちの全てを飲み込め」 精液が注ぎ込まれ、私は恍惚とした表情で天井を見上げた。隣人が満足げに頷き、廃墟の出口へと歩いていく。 「感謝するわ。世界を救ってくれて」 「待って……あなたは行ってしまうの」 「ええ。私の役目は終わったから」 彼女は振り返らずに答えた。 「でも、忘れないで。あなたが選んだ運命よ」 扉が閉まる音が響き、私は男たちに囲まれたまま永遠の奉仕へと堕ちていった。世界は救われ、私は聖女として汚辱にまみれた救世主となった。二度と戻れない日常を想いながら、私は精液にまみれた玉座で、終わりのない快楽を受け入れ続けた。これが私の選んだ結末だったのか、それとも最初から決められていた運命だったのか。もう確かめる術はなかった。
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記憶喪失の義理の姉が、ゴスロリ衣装を手掛かりに隣人の予知能力者と共に記憶の旅に出る。プールでの襲撃事件を経て、世界滅亡を目論む陰謀に巻き込まれ、路上の男たちによる凌辱の儀式を受ける。










