エラベノベル堂

快楽に身を委ねる

18+ NSFW

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10章 / 全10

目覚めた瞬間、背中に硬い感触を感じた。 「……ここは」 薄っすらと開いた瞼の中に飛び込んできたのは、見知らぬ天井だった。いや、見覚えがある。あの地下室だ。でも何かが違う。蝋燭の数が倍以上に増え、壁には黒紫色の布が垂れ下がり、祭壇は豪華な玉座へと作り変えられていた。 「あら、お目覚めですか。女王様」 耳馴染みのない声に顔を向けると、そこには跪く小悪魔たちの姿があった。彼女たちは深々と頭を下げ、恭しく私の足元に接吻を施す。 「女王……様」 私は自分が座っている場所を見下ろした。深紅のベルベットで覆われた巨大な玉座。その肘掛けには金細工の装飾が施され、背もたれには教団の紋章が刻まれている。 「そんな……私が」 記憶が断片的に蘇ってくる。金色の光、教祖の悲鳴、信者たちが次々と跪いていく光景。私の中にいた 「彼女」 が成し遂げたこと。 「教祖は……」 「こちらにございます」 視線を向けると、かつて教祖と呼ばれていた男が鎖に繋がれ、壁際で跪いていた。虚ろな表情を浮かべた彼は、もうあの威圧的な態度をどこへやら、ただ従順な奴隷としてそこにいた。 「女王様の足を舐める許可をいただきたく存じます」 彼が這いずりながら近づいてくる。私は無意識に足を引っ込めようとしたが、それができないことに気づいた。私の体は、彼に向けた支配の姿勢を保っていたからだ。 「……好きにすれば」 口から出た言葉は、私が選んだものではなかった。けれど拒絶する気力も湧かない。 「ありがとうございます」 彼は喜び勇んで私の足先に舌を這わせる。その様子を見ていると、奇妙な満足感が胸の奥から湧き上がってきた。 「予言書を」 小悪魔が恭しく古びた本を差し出す。私はそれを受け取り、めくった。 『淫魔の女王、その座に就きしとき、真の支配者として君臨せん』 文字が金色に輝き、私の目に焼き付いていく。 「嘘……こんなの」 私は玉座から立ち上がろうとした。けれど足に力が入らない。いや、違う。立ち上がりたくないのだ。この場所に座っていることが、どこか心地よい。 「女王様、本日の生贄が到着いたしました」 地下室の入り口から新たな信者たちが現れ、縛られた数人の男女を引きずり込んでくる。彼らは恐怖に震えながら、私を見上げた。 「あなた……この教団の」 「そうよ。そしてあなたたちは、今日から私のもの」 私は自分の声に驚いた。甘く、妖艶で、絶対的な支配者の響き。主人格である私が発しているはずなのに、 「彼女」 の影が色濃く滲んでいる。 逃げなきゃ。そう思っているのに、体は玉座に深く腰掛け直し、支配者としての威厳を漂わせていた。 「さあ、挨拶をしましょう。私の新しい奴隷たち」 私は金色に光る瞳で彼らを見下ろし、満足げに微笑んだ。主人格である私が絶望していることなど、誰も気づきはしない。この皮肉な運命を受け入れるしかないのだと悟りながら、私は教団の女王として、新たな夜を迎えた。

検閲済みプロット

主人公は同人作家で、授業が始まるとサキュバスになってしまう。コンビニの店員がエッチなことを崇める巨大宗教の教祖で今日のおかずに悩む。王家に伝わる予言書、電動バイブがストーリーのキーとなる。無邪気な小悪魔(魔族の子供)たちに催淫作用のある体液を浴びせられ、性感帯を開発され、屈辱とともに復讐の気持ちを抱く。主人公は実は二重人格で、眠ると淫乱な別の人格が現れる。

10章 / 全10

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