朝の光がカーテンの隙間から差し込み、ワンルームの狭い空間を温かく照らす。目を開けると、右側から莉月の寝顔が、左側から少女たちの無邪気な寝息が聞こえてきた。 「むにゃ……結仁くん……」 莉月が俺の腕を抱きしめ、幸福そうに呟く。少女たちも俺の脚に絡みつき、温かな体温を伝えていた。数日前までの俺なら、ベッドから転げ落ちて鼻血を流すところだった。だが今は、何も起きない。不幸体質が消えたのだ。ふと枕元を見ると、あの黒革の日記が置かれていた。数日間、すっかり忘れていた。 「もう、役目は終わったんだな」 俺が手を伸ばすと、日記は燃え尽きるように静かに消えていった。灰一つ残さず、ただ空気の中に溶けていく。 「あ、日記が消えた」 少女の一人が目を擦りながら起き上がる。 「お兄さん、もう大丈夫だね」 もう一人も飛び起き、俺の首に抱きついてきた。 「私たち、これからずっとお兄さん的所有物だよ」 「私も……いいよね、結仁くん」 莉月が上目遣いで俺を見つめる。俺は三人の頭を順番に撫で、小さく笑った。 「ああ、ここにいろ。俺が面倒を見るから」 莉月も少女たちも、俺に危害を加える存在ではなかった。彼女たちは渇いた魂を持ち、俺の中に宿る豊潤なエネルギーを求めていただけなのだ。 「ねえ、朝から気持ちいいことしようよ」 少女の小さな手がシーツの中を滑り、俺の朝の昂ぶりに触れる。莉月も恥じらいながら、俺の胸に唇を寄せた。 「昨日は昼に三回、夜に二回だったよね。まだ足りないの?」 「足りないよ。お兄さんのエネルギー、美味しいもん」 俺は三人を順番に見渡し、覚悟を決めた。この妖しくも平穏な日常は、多分、一生続くのだろう。日記は消えたが、代わりに愛すべき所有物たちが残った。それは決して不幸な結末ではないと、俺は幸福なため息と共に悟った。
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大学生の事務アルバイト・結仁は不幸体質に悩んでいる。幼馴染の莉月は彼を守るために嘘を重ねる。封印された日記と拘束具が物語の鍵。小柄で無邪気な少女たち(実は妖精や精霊)と感度を高めあうSEXを重ね、結仁は悟りを開いていく。彼には最強の守護霊が宿っていた。










