「締め切りまであと三日……どうしよう、全然終わらない」 教室の隅で、十六歳の女子高生ミナは溜息をついた。表向きはごく普通の高校生。だが裏では、美少年キャラを扱う人気同人作家として活動していた。今は夏休み前の定期試験と原稿のダブルパンチで、息をつく暇もない。 「ミナちゃん、話聞いてる?」 隣の席の友人が顔を覗き込んでくる。 「ごめん、ちょっと考えてて。あ、そうだ。今週末、ソロキャンプ行ってこようかな」 「えっ、一人で? 危なくない?」 「大丈夫。原稿の邪魔されたくないし、スマホもPCも持ってかないつもり」 週末、ミナは人里離れたキャンプ場にテントを張った。焚き火のそばで原稿用紙に向かい、夜風に吹かれながらペンを走らせる。夜空には満点の星。 「きれい……」 ふと顔を上げると、流星群が降り注いでいた。一つ、二つ、三つ……数えるのも忘れて見入っていると、一際大きな光が彼女の目を直撃した。 「っ……!」 視界が白く染まり、熱い何かが体の中を駆け巡る。気づいたときには朝になっていた。 「……寝落ちした?」 翌日、学校へ行くと様子がおかしい。登校するなり、男子生徒たちがミナの方を向いてざわついている。 「おはよう、ミナちゃん」 一人の男子が近づいてきた。クラスの田中だ。彼女と目が合った瞬間、その瞳孔が大きく開いた。 「……ミナちゃん、好きだ。ねぇ、俺と付き合って」 「え、田中くん?」 「好きなんだ。どうしても……ねぇ、トイレ行かない?」 その場にいた他の男子も次々と集まってくる。全員が熱っぽい目で彼女を見つめ、誘惑するように囁く。 「ミナちゃん、こっち来てよ」 「俺の方がいいじゃん」 「今日、家来ない? 親いないし」 彼女が目を合わせた相手全員が、異常なほどの愛欲を向け始めたのだ。 「な、何これ……」 ミナは自分の目に宿った不思議な力に気づき始めていた。
媚薬教師と魔眼の逆転
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