夜が更けていた。霧島の家の一室で、海奈は浴衣を脱ぎ、下着だけの姿で座っていた。 「これが神代の儀式に必要なの?」 霧島は筆と小皿を用意しながら頷いた。 「君の身体に、古代の模様を描く。それが結界となる」 「結界……私を守るため?」 「ああ。だが、この儀式には代償がある」 霧島の瞳が、海奈を真っ直ぐに見つめた。 「代償?」 「君の身体の感覚を、極限まで高めることだ。耐えられるか?」 海奈はごくりと唾を飲み込んだ。元AV女優として、様々な現場を経験してきた。しかし、霧島の言葉には不思議な重みがあった。 「……わかった。やって」 筆が墨液を含み、海奈の鎖骨に触れた。冷たい感触に、彼女は小さく震えた。筆はゆっくりと首筋から胸の谷間へ、そして脇腹を伝って腰の曲線をなぞっていく。 「っ……んっ」 「辛いか?」 「違う……なんか、身体が熱くなってくる」 霧島の手が止まることはなかった。筆は下着の縁ギリギリを掠め、太ももの内側へと降りていく。海奈の呼吸が荒くなり、身体の芯が疼き始めた。 「先生……これ、なんか変……」 「儀式の効果だ。君の感覚が目覚めている」 「目覚めるって……あっ!」 筆が秘所の近くを掠めた瞬間、海奈は背筋を伸ばした。下着の上からでも、そこが熱く濡れているのが分かった。 「海奈……我慢できないか?」 「……だって、こんなの初めて」 霧島は筆を置いた。そして、ゆっくりと海奈に近づいた。 「儀式を完成させるには、もう一段階必要だ」 「何……?」 「君の中に、私を受け入れてもらう」 海奈の心臓が跳ねた。霧島の瞳には、抑圧された欲望が揺らめいていた。 「先生……」 「嫌なら、止める」 海奈は首を振った。嫌じゃない。むしろ、彼に触れられたいという衝動が体中を駆け巡っていた。 「……いいよ」 霧島は海奈を畳の上に横たえた。下着が取り払われ、彼の熱くなった楔が彼女の秘所に押し当てられる。 「挿れるぞ」 「んっ……!」 ゆっくりと、霧島のものが海奈の最奥へと沈み込んでいく。すでに濡れそぼった彼女の身体は、彼を難なく受け入れた。 「あっ、あ……先生、深い……」 「力を抜いて……そうだ」 霧島は優しく、しかし確かなリズムで腰を動かし始めた。海奈の身体に施された模様が、快感と共に淡い光を放ち始める。 「あっ、あんっ……何か、光ってる……」 「儀式が進んでいる証拠だ」 霧島は海奈の腰を抱き、さらに深く突き上げた。 「んんっ! そこ、駄目……!」 波のような快感が海奈を襲う。身体の底から熱いものが溢れ出し、霧島の楔を締め付けた。 「くっ……海奈、私も……」 霧島は最後に大きく腰を打ち付け、海奈の最奥に熱い精を放った。 「ああっ……!」 海奈は背中を反らし、絶頂に達した。身体に描かれた模様が一際強く輝き、そしてゆっくりと収束していく。 「……先生」 海奈は荒い息を整えながら、霧島の胸に顔を埋めた。彼の温かさが、不安と快感の入り混じった感情を包み込んでいく。 「大丈夫か?」 「うん……でも、先生、何か隠してるでしょ」 霧島は一瞬沈黙した。 「……いずれ話す。今は、休んでくれ」 海奈は疑念を胸に抱きながらも、心地よい疲れに目を閉じた。霧島が守ると誓った秘密——それが世界を滅ぼす鍵であることを、彼女はまだ知らない。
南国の鍵、淫らな支配
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