「いよいよだ、アオイさん」 草薙が私の前に立つ。三人の男たちは役目を終え、魂の救済を受け入れたように穏やかな表情でその場に立ち尽くしている。 「あなたが……最後なのね」 私の体はすでに限界を超えていた。三人分、いや何度も重なった精液が子宮の奥深くに溜まり、内部熱く満たしている。それなのに、不思議と心地よかった。 「僕が注ぐのは真理だ。君の肉体を因果律から解き放つ、最後にして最高の鍵になる」 草薙が私の上に覆いかぶさる。彼を受け入れる準備はできていた。むしろ、渇望していた。私の中で何かが熱い塊となって疼いている。 「あぁっ……!」 楔が滑り込み、最奥を穿つ。三人の男たちとは明らかに異なる、魂そのものを貫くような感覚。 「見ろ、君の体が光り始めている」 確かに私の肌から淡い光が漏れ出し、薄暗い地下室を照らしていた。それは神聖なもののように見える。 「私は……どうなるの?」 「因果律から解放される。過去も未来も、あらゆる不幸の連鎖から自由になるんだ」 草薙の腰が激しく動くたび、私の中で熱い波が押し寄せる。快楽というより、魂が溶かされていくような感覚だった。 「あぁっ……あぁぁっ……!」 視界が白く染まり、肉体の境界が曖昧になっていく。私は自分が人間であることを辞めようとしているのだと悟った。 「来るぞ、アオイさん。真理を受け入れろ」 草薙が深く突き入れ、私の最奥で灼熱の飛沫を爆発させた。その瞬間、脳裏で何かが弾け飛ぶ。 「あぁぁぁぁっ……!」 強烈な眩暈と共に、私の体は光の粒子となって砕け散った。意識は肉体を離れ、因果律の鎖から解き放たれていく。 「ありがとう……私はもう不幸じゃない」 私の唇から漏れた最期の言葉は、自分でも驚くほど穏やかだった。 光が収まると、そこにはもう私の体はなかった。ただ、空中に淡い光の粒子が漂っているだけ。 「……回収完了だ」 草薙は静かにノートパソコンを閉じた。画面上の緑色の波形が消え、地下室に静寂が戻る。 三人の男たちは正気を取り戻したように互いに顔を見合わせ、何が起きたのか理解できない様子で立ち尽くしている。 「彼女は因果を背負って消えた。君たちの歪んだ欲望も、彼女自身の不幸も、全てな」 草薙は私が消えた場所に手を伸ばし、淡い光の粒子を掬い取るように握りしめた。 「これが真理だ。世界は救われたよ」 彼は背を向け、地下室の出口へと歩き出した。三人の男たちは呆然とその背中を見送るしかなかった。 「さようなら、アオイさん。君の犠牲は無駄じゃなかった」 重い扉が閉まる音が響き、私は永遠の静寂の中へと溶けていった。不幸体質だった私が、最後に選んだのは自らの消滅による救済。それが私にとって、唯一のハッピーエンドだったのかもしれない。
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投資家の女性主人公が海水浴場で不運に見舞われ、未来から来たという同級生と再会する。彼は救世主を名乗り、ジャンクショップで入手したノートパソコンと拘束具を使い、催眠術で主人公の過去の告白相手たちを操り、主人公への凌辱と中出しを繰り返させる。主人公はいじめられっ子であった過去と向き合いながら、慈悲の心を持つようになり、最後は犠牲的な結末を迎える。
