エラベノベル堂

夢に残る快楽へ

18+ NSFW

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6章 / 全10

「あぁっ……あぁぁっ……!」 男の楔がアマネの内部を深く穿つ。最初こそ裂けるような痛みが走ったが、催淫効果のある体液のせいで、それは瞬く間に熱狂的な快感へと転じていた。 「いい締まりだ。まさに極上の器だ」 「んっ……くぅっ……そんな……褒められても……っ」 アマネはメイドとしての誇りを忘れ、本能的に腰を振っていた。拘束された両手が鎖を引き、その音が地下室に響き渡る。 「もっと……もっと奥まで……っ」 「欲しがりな娘だ」 背後から別の男が近づき、露わになった背中に指を這わせた。 「あぁんっ……そこ……敏感……っ」 感応力が暴走し始めていた。アマネの内側で、相手の快感までもが自分のものとして受容されていく。 「なにこれ……あなたの感じてるものが……私の中に入ってくる……っ」 「共鳴しているのよ。あなたの能力が、我々の欲望と繋がったのだ」 赤いドレスの女が耳元で囁く。 「あっ……あぁぁ……熱い……何かが……弾ける……っ」 脳裏に奇妙なイメージが浮かび始めた。粘膜を擦る摩擦の感覚が、小麦粉を練り込む手触りへと変換される。体の奥が熱く膨らむ感覚は、パン生地が発酵して膨らむ様を連想させた。 「これ……なに……パン? 私、パンを作ってるの……?」 「どうやら能力が新しい形を取り始めたようね」 男が激しく腰を打ちつける。 「あぁぁっ! それ……いい……そこ……っ」 甘い香りが鼻腔をくすぐる。バターが溶けるような、砂糖が焦げるような。快楽の波が押し寄せるたび、味の構成要素が浮かんでは消えていく。 「塩……バター……それから……あっ、なにかが足りない……っ」 「何か言ったか?」 「分からない……でも……なにか閃きそう……っ」 アマネの瞳が虚ろに見開かれる。理性が焼き切れ、代わりにインスピレーションが閃光のように走った。 「あぁぁ……イク……イッちゃう……っ!」 絶頂の瞬間、脳内で何かが弾けた。完璧な朝食パンのレシピが、金色の文字となって刻まれる。 「そうだ……これなら……ユズのお店……救える……っ」 意識が白く塗り潰されていく中、アマネはただその答えを抱きしめていた。

6章 / 全10

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