エラベノベル堂

廃墟の記憶

18+ NSFW

小説ID: cmnu3cgfp000901s826z9js78

10章 / 全10

「はぁ、はぁ……もう、本当に無理……」 美咲は恭介の腕の中で震えていた。最後の男が抽出した後も、体内の熱は収まらない。 「お疲れ様、美咲。よく頑磨った」 恭介が清潔な布で美咲の体を拭いていく。優しい手つきに、美咲は涙を流した。 「私……これで終わり?」 「儀式は完了したよ。君の負のエネルギーは、全て快楽に変換されて放出された」 恭介は美咲の額に口づけをした。 「これで君は自由だ。不幸体質から解放される」 美咲は自分の体を見下ろした。肌が艶やかさを増し、どこか成熟した雰囲気を纏っている。 「本当に……変わったのかな」 「ああ。ただし、一つだけ条件がある」 恭介が真剣な眼差しで美咲を見つめた。 「条件?」 「定期的に、こうして満たされる必要がある。でないと、体が疼いて日常生活に支障が出る」 美咲は頬を染めた。 「それって……恭介くんがしてくれる?」 「もちろん。それに、彼らも力を貸してくれる」 男たちが静かに頷く。 「美咲さん、いつでもいらしてください。あなたの快楽は、我々の喜びでもあります」 翌週、美咲は学校に復帰した。朝のホームルームで生徒たちの前に立つと、教室の空気が変わったような気がした。 「佐藤先生、今日なんか雰囲気違いますね」 一人の生徒が言った。 「そう? 気のせいじゃない?」 美咲は笑ったが、実際、自分でも変化を感じていた。階段で転ぶことも、靴紐がほどけることも、給湯室で濡れることもない。だが、代わりに新たな感覚が芽生えていた。授業中、ふと太腿に熱が走る。放課後、男性教師とすれ違う際、胸が高鳴る。満員電車で背中に触れられると、甘い吐息が漏れそうになる。 「これって……私、どうしちゃったの?」 放課後、美咲は恭介の元へ向かった。廃墟に入ると、彼が待っていた。 「来たね。体が求めてる?」 「……うん。我慢できなくなった」 恭介が美咲を抱き寄せる。 「わかった。今日も君を満たそう」 行為の後、美咲は恭介の胸に顔を埋めた。 「恭介くん、私、こんな風になっちゃって大丈夫かな」 「何が?」 「毎日、こういうことばかり考えて……教師として」 恭介は美咲の髪を撫でた。 「大丈夫だよ。君は自分の体質を受け入れた。それだけで、大きな進歩だ」 美咲は小さく頷いた。その時、恭介の背後で、男たちが何かを囁き合っているのが見えた。 「恭介くん、彼らは何を……?」 「ああ、少し確認事項があっただけだよ」 恭介は微笑んだが、その目には微かな影があった。帰宅後、美咲は鏡の前に立った。スマホが震えた。恭介からのメッセージ。『愛してる。君は僕のものだ』美咲は画面を見つめ、小さく微笑んだ。だが、その胸の奥で、冷たい予感が過ぎった。儀式の最中、彼らが囁いていた言葉が、ふと蘇る。『器は完成した。あとは、時が来るのを待つだけだ』器? 時? 何のことだろう。美咲は窓の外を見た。月が綺麗だ。だが、その光に照らされた自分の影が、何か違う形に見えた気がした。彼女はまだ知らない。この儀式が、不幸体質を解消するだけのものではなかったことを。

検閲済みプロット

新人女教師の主人公は不幸体質でエッチな災難に見舞われやすい。骨董屋で見つけた古地図を頼りに廃墟を訪れると、そこには幼馴染の青年が住んでいた。彼は実は転生前の恋人で、前世の恩義を返そうとしている。ローションが物語の鍵となる。廃墟には青年とその仲間の成人男性たちがおり、特殊なローションで快楽を一時的に止めて蓄積させる技法を持つ。主人公は彼らとの官能的な体験を通じて、新たな悦びに目覚めていく。ラストは勝利だが不穏な結末。

10章 / 全10

TOPへ