エラベノベル堂

呪いの肉体が熟れ堕ちる

18+ NSFW

小説ID: cmnv0dsfq001e01s8bmik794z

2章 / 全10

視界が真っ白に染まったかと思うと、身体中を甘い痺れが駆け巡った。熱が内側から湧き上がり、指先まで痺れるような感覚に襲われる。 「うっ……くっ……」 膝から力が抜け、私はその場に崩れ落ちた。日記は勝手にページをめくり、空中に浮かび上がる。 「な、何これ……?」 文字が淡い光を放ちながら、私の目に焼き付いてくる。『契約者はサキュバスの力を得る。その代償として、定期的に精気を摂取せよ。さもなくば、渇きにより狂い果てる」――精気。その言葉の意味を瞬時に理解してしまった自分が怖かった。 「嘘でしょ……私が、サキュバス?」 震える手で自分の身体を抱きしめる。けれど、触れた肌は以前よりもずっと滑らかで、熱を帯びていた。胸の膨らみが、服の上からでもわかるほど豊かになっている。 「あっ……」 無意識に胸を押さえると、電流のような快感が背筋を走った。変なの。こんなの、変だよ。でも、身体の奥底で何かが目覚めようとしていた。太ももの内側が熱くてたまらない。下着がじわりと湿っていくのがわかる。 「見てみなよ。自分の目を」 先輩がスマホを向け、カメラの画面を見せた。そこに映っていたのは、私ではなかった。艶やかな黒髪、陶器のように白い肌、そして瞳は深紅の光を宿していた。 「綺麗だろう? これが君の新しい姿だ」 先輩の声がやけに艶めかしく響く。日記のページがさらにめくれ、『精気の搾り方』という項目が浮かび上がった。『男性器を己の秘所で包み込み、絶頂と共に精気を吸収せよ」――顔が熱くなる。こんなこと、できるわけがない。でも、身体は正直だった。想像しただけで、太ももの間がとろりと溶けていくような感覚に襲われる。 「んっ……だめ……こんなの……」 私はその場に蹲り、熱くなった股間を手で押さえた。先輩の匂いが鼻をくすぐる。甘い、男の匂い。お腹の奥がきゅっと疼いた。唾液が溢れてくる。 「大丈夫。最初は怖いかもしれないけれど、すぐに心地よくなるから」 先輩が私の肩を抱き寄せる。その指先が首筋を滑り、鎖骨をなぞった。たったそれだけのことで、身体が弓なりに反りそうになる。 「ひゃっ……!」 感度が、上がりすぎている。私の身体はもう、男を求めて仕方がないサキュバスのものになっていた。

2章 / 全10

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