エラベノベル堂

催淫ガスと時の罠

18+ NSFW

小説ID: cmnzhvc4q003701qozr90buad

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2章 / 全10

カイトの瞳が黄金に輝いたまま、ミサキを見つめている。彼女は後ずさりしようとしたが、身体がいうことを聞かなかった。衣装から溢れる甘い香りが、テントの中に充満していく。 「先輩、その目……」 「説明しなければならない。お前が買ったそのPCと衣装は、ある秘密組織が開発した実験品だ。催淫効果を持つガスを放出する機能が組み込まれている」 カイトは冷静な声で語るが、その喉がごくりと動いた。 「じゃあ、この匂いが……」 「ああ。お前の肌から放出されている。すでに効果が出始めているようだ」 ミサキは自分の身体を見下ろした。肌は発光し、秘所はとろりと濡れていた。 「どうして先輩がそんなことを知っているんですか?」 カイトが一歩近づく。ゴクリと息を呑む音が響いた。 「俺は暗殺者だ。そして……お前を守るために前世から仕えている」 ミサキは目を丸くした。 「前世? 何を言っているんですか?」 「信じられないのは分かる。だが、お前の魂は何度も生まれ変わり、その度に俺が影から守ってきた。今回もそうするつもりだ」 彼の声に緊張が混じる。ミサキの身体から立ち上る香りが、より濃厚になっていた。 「くっ……ガスの濃度が上がっている」 カイトの目が、黄金色から深い紫色へと変わり始めていた。理性と本能がせめぎ合っているような、耽溺の色。 「先輩、大丈夫ですか?」 「……まずい。抗えない」 彼の手がミサキの肩を掴む。熱った掌が、衣装越しに伝わってきた。 「にげ……逃げろ、ミサキ。俺はもう……」 でも彼は離れようとせず、むしろ引き寄せていた。ミサキもまた、抗えなかった。甘い香りが思考を溶かしていく。 「先輩……わたしも……」 「頼む、突き飛ばしてくれ。でないと、お前を……」 ミサキは首を横に振った。彼女の身体は、すでにカイトを求めて疼いていた。

2章 / 全10

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