エラベノベル堂

儀式の果てへ

18+ NSFW

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7章 / 全10

美咲の手の中で電動マッサージ器が唸りを上げた。振動が指先から腕を伝い、脳奥へと直接響いていく。 「くっ……頭が……」 激しい頭痛と共に、封印されていた記憶の闸門が崩れ始めた。断片的な映像が走馬灯のように蘇る。炎に包まれた都市。逃げ惑う人々。そして、その全てを掌中に収めていた自分。 「あれは……私?」 影たちが動揺した。 「完全に目覚めようとしている!」 「止めなさい、儀式を加速させるの!」 複数の影が美咲に襲いかかった。再び冷たい楔が秘所に押し込まれる。 「ああっ……」 快感が記憶の奔流と混ざり合う。影の一人が耳元で囁いた。 「感じて、もっと深く。過去なんてどうでもいいでしょう?」 美咲は喘ぎながらも、蘇る記憶に集中した。かつて自分は世界を恐怖に陥れた存在だった。圧倒的な力で国を滅ぼし、人々を絶望の淵に突き落とした。 「私は……魔王……」 ポチが鋭く吠えた。 「美咲様、彼らはあなたの力を利用しようとしています。だが、今のあなたなら制御できるはず!」 美咲は震える声で言った。 「ポチ、私は……酷いことをしたのね」 「過去は過去です。大事なのは今、どうするかです」 影たちの楔が激しく動く。 「あっ、ああっ、んんっ……」 快楽が意識を侵食していく。だが、美咲の中で確かな決意が芽生え始めていた。不幸体質は呪いではなく、かつての罪に対する代償だったのかもしれない。 「私は……もう二度と、誰も傷つけない」 美咲の瞳に強い光が宿った。電動マッサージ器の振動が、最後の封印を解き放とうとしていた。

7章 / 全10

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