エラベノベル堂

君という宝石へ

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8章 / 全10

コンペの締め切りまであと三日。里奈は作業台に向かい、最終調整を続けていた。だが、その指は止まったまま動かない。 「どうした?」 健二が覗き込むと、里奈は困ったように眉を寄せた。 「全体のバランスがどうしてもしっくりこないの。何か足りないというか、逆に余計なものが混ざってるというか……」 健二はスケッチを手に取り、じっくりと眺めた。 「メインのモチーフ、この石の周りがごちゃごちゃしてる気がする。シンプルに、石そのものの輝きを引き立てる方向はどうだ?」 里奈は瞬きをし、改めて自分の画を見直した。 「確かに……装飾を増やしすぎてたかも。一番伝えたかったのは、この石の持つ儚さだったのに」 彼女は急いで手を動かし始めた。鉛筆が紙の上を走り、不要な線が消されていく。 「そう、これよ。健二くん、ありがとう!」 里奈の顔が輝く。作業は順調に進み、深夜には完成図が仕上がった。 「終わった……」 里奈は安堵のため息をつき、健二の隣に座った。 「健二くんがいなかったら、絶対に無理だった。本当にありがとう」 健二は彼女の頭を優しく撫でた。 「お前の才能だ。俺は少し手伝っただけだよ」 「違う。健二くんがいたから、私、頑張れたの」 里奈は健二の腕に自分のそれを絡め、胸に押し付けた。 「ねえ、今日は……祝ってほしいな」 健二は里奈の意図を察し、彼女の顎に手を添えた。 「わかった」 唇を重ねると、里奈が自ら口を開き、深く受け入れた。 「んっ……」 健二は里奈を抱き上げ、ベッドへと運んだ。服を脱がせ、滑らかな肌を露わにする。 「綺麗だ……」 胸の隆起に唇を寄せ、先端を舌で転がした。 「あっ、んんっ……」 里奈が背中を反らし、甘い声を漏らす。健二は彼女の脚を広げ、秘所に顔を埋めた。舌で割り開き、溢れる蜜を啜る。 「ああっ! 健二くん、んんっ!」 十分に濡れたことを確認し、猛った楔を入り口に押し当てた。 「いくよ」 「きて……」 腰を沈めると、里奈が熱い吐息を漏らした。 「んっ……ああっ、深い……」 健二はゆっくりと腰を振り始めた。 「んんっ、あっ、あっ! 気持ちいい……!」 里奈が健二の背中に爪を立て、强くしがみつく。 「もっと……もっと奥まで!」 健二は彼女の脚を肩にかけ、さらに深く突き上げた。 「ああっ! そこ、いいっ! イくっ!」 里奈が絶頂を迎え、体を震わせる。健二も最奥で精を放ち、二人は互いの体を強く抱きしめた。 「はぁ、はぁ……大好き、健二くん」 「俺もだ……」 二人は汗に濡れた体を重ね、夜が明けるまで互いを求め合った。

8章 / 全10

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