エラベノベル堂

禁断の処方箋

18+ NSFW

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1章 / 全10

「感情的議論は非効率的だ。データで示してくれ」 碧斗は会議室でそう言い放ち、周囲の囲碁ような視線を一身に浴びた。二十八歳、スタートアップ企業のシステムエンジニア。彼の人間関係はコードと同様、論理的に構築されるべきだと信じていた。帰宅途中、雨に濡れた路地で異質な光景に出会う。金属質の球体が泥水の中で淡く発光していたのだ。 「未知の技術……興味深い」 彼はそれを拾い上げた。重さは約三百グラム。表面には奇妙な刻印が螺旋状に刻まれている。自宅アパートに戻った碧斗は、冷静に装置を観察した。 「起動プロトコルを解析する」 彼が特定の刻印をなぞった瞬間、球体が激しく振動した。空間が歪み、半透明の粘液に覆われた触手が現れたのだ。 「これは……想定外の事態」 触手は生き物のように蠢き、碧斗の腕に巻き付く。ぬめる感触と共に、甘い香りが鼻孔を満たした。 「離れろ」 命令は通じない。触手の先端から滴り落ちた粘液が、彼の手首を伝う。その瞬間、全身の感度が跳ね上がった。 「何だ、この感覚は……」 指先が熱い。衣服の擦れだけで電流が走るような快感。碧斗は自身の変化に戦慄した。 「分析が必要だ」 しかし、体は言うことを聞かない。触手は彼をベッドに押し倒し、衣服を器用に剥ぎ取っていく。 「待て、これは実験の対象として——」 抗議は粘液で封じられた。熱い塊が秘所を侵食し、碧斗は初めて知る快感の深淵に引きずり込まれていった。 「あぁっ……論理が……崩壊する……」 白濁した体液が内側を満たし、彼の理性を溶かしていく。その時、脳裏に別の存在の影がよぎった。ネットで見たことのある顔。傷ついた瞳を持つ少女。触手はその記憶に反応するように、いっそう激しく蠢いた。

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