エラベノベル堂

禁書の継承者

18+ NSFW

小説ID: cmogzno93000001jtuuz94fin

7章 / 全10

行為の後、花奈はすぐにノートを手に取った。悠馬が荒い息を吐きながら横になっている。 「まだ、終わってない」 花奈はページを捲った。 「『彼は彼女を机に押し付け、後ろから貫く』」 悠馬が目を見開く。 「まだやるのか」 「実験は途中よ」 花奈は悠馬の手を引いて立ち上がらせた。祖父の大きなデスク。その端に手をつかせる。 「ここ、本に出てくる場所」 花奈は机に上半身を預け、腰を突き出した。白い臀部が悠馬の目の前に曝される。 「花奈……」 「早く」 悠馬が後ろから近づく。再び硬度を取り戻した彼自身が、濡れた秘所に触れた。 「入れる」 悠馬が腰を押し込む。先程とは違う角度で侵入してくる。 「ああっ、そこ、深い」 花奈が机の縁を握りしめた。立ちバック。本で読んだ体位。後ろから犯される背徳感と快感が同時に押し寄せる。 「んんっ、悠馬、もっと強く」 悠馬が腰を掴んで激しく打ち付ける。肉のぶつかる音が書斎に響く。 「花奈、中、締まってる」 「あっ、ああっ、だめ、そこ」 花奈の背中が反る。前戯とは違う、より深い快楽。机が軋む音。 「んくっ、んんっ」 花奈は唇を噛んだ。声が漏れないように。でも抑えきれない。 「イく、また、イく」 二人の体液が混ざり合い、太腿を伝って落ちた。 休む間もなく、花奈は次のページを指差した。 「次、騎乗位」 悠馬が床に寝転がされる。 「花奈、俺もう」 「まだ六ページ目」 花奈は悠馬の上に跨った。自分から支配する体位。彼女は腰を落とし、彼自身を体内に迎え入れた。 「くっ」 悠馬が眉を寄せる。花奈は腰を振り始めた。自分のペースで動ける快感。 「これ、すごい、深くまで来てる」 「花奈、待って、俺もう限界」 「だめ、まだ本に書いてあること全部やる」 花奈は夢中で腰を揺らした。書斎の床で、机で、椅子で。本の描写を一つずつ再現していく。悠馬の体力が削がれていくのもお構いなしに。実験と言いながら、花奈の目はもう熱に潤んでいた。単なる確認作業ではない何かが、二人の間で育っていた。

7章 / 全10

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