エラベノベル堂

風が変えた夜

18+ NSFW

小説ID: cmoh91ycv036t01ru11enepmq

7章 / 全10

「ありがとうございました!」 最後の客が店を後にし、結花は深く頭を下げた。閉店時間を過ぎた店内には、温かな余韻が漂っている。売上帳簿を握りしめた彼女の手は、まだ微かに震えていた。 「岳くん、これ……信じられない数字だよ」 振り返ると、岳が優しく微笑んでいた。 「お前が頑張った結果だよ」 「違う、二人で……いえ、岳くんがいてくれたから」 結花の目に涙が溜まる。張り詰めていた緊張の糸が切れ、彼女は自然と彼の胸に飛び込んでいた。 「ありがとう、本当にありがとう」 岳の腕が背中に回り、強く抱きしめ返される。 「俺の方こそ、お前を見てて誇らしかった」 見上げると、彼の瞳が熱く揺れていた。どちらからともなく唇が重なる。最初は優しく、やがて深く、貪るような口づけへと変わる。 「んっ……岳くん」 結花の体温が急速に高まっていく。彼の手がエプロンの紐を解き、ブラウスのボタンにかけられた。 「結花、今夜は……離さない」 「うん、私も……もっと欲しい」 衣類が床に落ち、二人の肌が触れ合う。店内の薄明かりの中、岳の逞しい体が結花を包み込んだ。 「愛してる、結花」 「私も……大好き」 彼の熱く硬くなったものが、結花の秘所に押し当てられる。ゆっくりと、しかし確実に内部へと進入していく。 「あぁっ……!」 結花が背中をのけぞらせ、甘い声を漏らす。摩擦が生み出す快感に、思考が溶けていく。 「気持ちいい……もっと」 岳が腰を振り、深く結合する。互いの呼吸が交じり合い、汗ばんだ肌が密着する。 「結花の中、熱い……」 「岳くんのせいだよ……あっ、んんっ」 激しい動きに翻弄されながら、結花は彼の背中に爪を立てた。店を守り抜いた安堵と、募らせてきた想いが、熱い快楽となって二人を溺れさせていく。 「イクぞ」 「一緒に……」 果てしない快感の波が押し寄せ、岳の精液が結花の奥深くに注がれた。二人は息を切らしながら、互いを強く抱きしめ合った。

7章 / 全10

TOPへ