エラベノベル堂

不良少女と年下たち

18+ NSFW

小説ID: cmousuhfa000o01qa3fzr7r1y

10章 / 全10

事後の静寂が部屋を包んでいた。荒い息遣いだけが、ぬいぐるみに囲まれた空間に響いている。葵は俺の胸に顔を埋めたまま、指先で俺の汗に濡れた肌を無意味に撫でていた。 「……ねえ、悠陽」 彼女の声は驚くほど穏やかだった。 「はい」 俺は疲れ切った体で答える。 「あんた、今日で私のものになった」 彼女はゆっくりと顔を上げ、俺の首に腕を回した。その力は強く、逃げられないことを無言で告げていた。 「誰にも言うなよ。お前は私の犬だ」 不敵な笑みが、彼女の唇に浮かぶ。俺はその言葉に、奇妙な安堵を覚えていた。怖いはずなのに、心臓は高鳴っている。 「……はい。俺は先輩の犬です」 俺の返答に、彼女は目を丸くした。 「あんた、本当に馬鹿ね」 彼女はクスクスと笑いながら、俺の髪をくしゃくしゃと撫でた。 「でも、そういうところ嫌いじゃないわ」 その瞬間、俺は理解した。彼女もまた、孤独だったのだ。不良として恐れられ、誰も近づかない。だからこそ、無垢で素直な存在を求めていた。俺は彼女の腕の中で、小さく笑った。 「何がおかしいの?」 「いえ、俺、幸せだなあって」 俺の言葉に、彼女は一瞬きょとんとした。それから、顔を真っ赤にして俺の脇腹を突いた。 「……馬鹿」 その照れた表情は、初めて見た彼女の本当の顔だった。俺は、この人と一生離れないと思った。たとえ犬でも、おもちゃでもいい。彼女のそばにいられるなら、それでよかった。 「葵、これからも俺を使ってください」 俺が言うと、彼女は呆れたように、でも優しく微笑んだ。 「……言うようになったじゃない」 彼女は俺の唇に、今度は優しくキスをした。ぬいぐるみたちが見守る中、俺たちは新しい関係の始まりを静かに受け入れていた。俺は彼女の犬として、これからずっと生きていく。それが、俺が選んだ幸せだった。

検閲済みプロット

学校一の不良少女・凛月。ある日、主人公の悠陽は彼女が泣いている子供を助けているのを目撃し、その優しさに惹かれる。しかし彼女の真意は別にあり、実は無垢な年下の男子を性的な目で見ていただけであった。彼女は悠陽を罠にかけて襲い、最後には口封じと所有権を主張するため彼を脅すコメディタッチの官能小説。

10章 / 全10

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