「開けてみて」 美玲先輩が差し出した紙袋の中には、彼女が身につけているものと同じ鮮やかな赤いタイツが入っていた。爬虫類の皮膚を思わせる艶やかな光沢が、街灯の下で妖しく光る。 「先輩、これ……」 「共犯者なら同じ格好で当然でしょ」 彼女は当然のように言い放った。 「ここで履いて」 将大は紙袋を握りしめ、躊躇した。深夜の公園で赤いタイツを履く。その行為自体が、正常な世界からの決別を意味していた。 「……分かりました」 彼は覚悟を決め、ズボンを脱ぎ、赤いタイツに脚を通した。驚くほど滑らかな質感が肌に張り付き、身体に密着していく。 「似合ってるわよ」 美玲先輩が満足そうに頷いた。鏡などないが、将大には分かった。自分はもう、普通の高校生には戻れない。 「さあ、続きをしましょう」 彼女が赤いタイツ姿の将大を引き寄せ、唇を重ねた。二人の赤いタイツが擦れ合い、奇妙な摩擦音を立てる。 「先輩、こんな姿で……」 「誰にも言えない秘密よ」 将大は彼女を芝生に押し倒し、赤いタイツの股間部分をずらした。彼女もまた、彼のタイツ同様にずらし、熱い秘所を露わにする。 「……入れて」 赤いタイツに包まれた脚が、将大の腰を挟み込む。彼は自身をあてがい、ゆっくりと沈み込んだ。 「んっ……!」 二人のタイツが擦れ合い、他では味わえない独特の感覚が走る。 「先輩、なんか……すごいです」 「何が?」 「タイツ越しの感触が……変なんです」 彼女が意地悪く微笑んだ。 「気に入ったでしょ」 「……正直、悪くないです」 将大は腰を揺らし始めた。赤いタイツの脚が絡み合い、二人は奇妙な共同体を作っていく。 「あっ、んっ……将大くん……」 「先輩、中に出します」 「……いいわ」 精を放った瞬間、将大は確信した。自分たちはもう、正常な世界には戻れない。しかしそれは、恐怖ではなく、奇妙な安堵だった。 「……明日も、ここで」 美玲先輩が赤いタイツの脚を組み、満足げに微笑む。 「私たち、これからずっと共犯者ね」 将大は頷いた。赤いタイツを履いた二人の影が、夜の公園に溶け込んでいった。誰にも言えない、奇妙で、けれどかけがえのない関係。それが、二人の新たな日常となった。
検閲済みプロット
深夜の公園に出るという『赤タイツの怪人』の噂を聞きつけ、怖がりながらも見物に出かけた主人公の将大。そこで目撃したのは、学校一の優等生で真面目な先輩・美玲だった。彼女は受験勉強のストレス発散のため、誰もいない公園で赤いタイツを履き奇妙な体操をしていた。将大に見つかり動揺する美玲。秘密を守る口止めとして、将大は彼女に身体を要求し、膣挿入を伴う行為に及ぶ。しかし美玲もまた、その背徳感から性的な目覚めを感じてしまい、二人は赤タイツを共有する奇妙な共犯関係へと発展していく。










