エラベノベル堂

終電車内の挑発

18+ NSFW

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2章 / 全10

祐樹は視線を逸らそうとした。しかし、磁石に吸い寄せられるように目は彼女の太腿へと引き寄せられてしまう。桜はそんな彼の反応を楽しむように、さらに足を大きく開いた。 「まだわからない?」 彼女の声は甘く、毒を含んでいた。スカートの裾を両手で摘み上げ、ゆっくりと、わざとらしく左右に広げる。冷房の冷たい風が、彼女の秘められた部分を撫でたのがわかった。そこには何もなかった。薄い布一枚の障壁さえ存在せず、ただ白い肌の曲線が、無防備に露わになっている。 「見えてるでしょ? 私、下に何も履いていないの」 祐樹は言葉を失った。喉が渇き、心臓が激しく脈打つ。終電の車内、見知らぬ女性が目の前でこんなことを。非常識も甚だしい。そう思う一方で、身体の奥底から熱が湧き上がってくるのを止められなかった。 「なんで……」 「なんでだと思う?」 桜はニヤリと笑い、人差し指を唇に当ててみせた。 「退屈でしょう? この電車、ずっと二人きり。何も起きないなんて、もったいないと思わない?」 彼女は立ち上がり、揺れる車内をものともせずに祐樹の隣へと移動してきた。革座席が軋む音が、静寂の中で異様に大きく響く。 「ねえ、触ってみて。確かめたいんでしょ?」 彼女の手が祐樹の手首を掴み、ためらいがちに引かれるまま、その誘惑的な場所へと導いていく。祐樹の指先が、熱い柔らかさに触れた瞬間、電流が背骨を駆け上がった。 「んっ……」 桜の口から小さな吐息が漏れる。 「温かいでしょ? ここ、ずっと濡れてたの。あなたが私を見るから」 祐樹の理性が音を立てて崩れ始めていた。

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