エラベノベル堂

背伸び家事代行

18+ NSFW

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1章 / 全10

「あー、もう終わらねえ……」 深夜に近い時間帯、真平はパソコンの前で頭を抱えていた。デスクの上には散乱した資料、飲みかけの冷めたコーヒー、数日分の宅配弁当のゴミ。今週ずっと続いている猛烈な残業ラッシュで、部屋は見る影もない。 「このままじゃ発狂する」 疲れ切った脳みそで、真平はスマートフォンを手に取る。以前、同僚が話していた『デリバリーメイド』というサービス。家事代行から雑務まで、何でもこなしてくれるらしい。 「頼むしかねえ」 アプリを開き、即日予約を申し込む。在庫一件のみ。写真なし、名前のみ。『心菜』。可愛らしい響きに少しだけ救われた気がした。三十分後、インターホンが鳴った。ドアを開けると、そこに立っていたのは予想を裏切る小柄な少女だった。 「こんばんは、心菜です! お邪魔します」 元気な挨拶とともに、彼女が深々とお辞儀をする。フリルのついた黒と白のメイド服。ふわりと広がるスカート。大きなリボンで結ばれた艶やかな黒髪。そして何より、幼さの残る顔立ち。大きな瞳は好奇心に輝き、頬は健康的な桜色。 「あ、あの……?」 真平が呆気に取られていると、心菜は小首を傾げた。 「ご主人様? どうかしましたか?」 「いや、その……想像してたのとちょっと違って」 「あっ! 若すぎますか? 大丈夫ですよ、ちゃんと研修受けましたから!」 彼女は胸を叩いてみせる。その仕草すら子供っぽく、真平は困惑を隠せない。 「じゃあ、とりあえず中へ」 「はいっ! お部屋の状態、拝見しますね」 心菜は軽やかな足取りで部屋に入り、惨状を目にして息を呑んだ。 「わぁ……これは、かなりお忙しかったんですね……」 その声に、真平は情けなくなる。彼女はすぐに袖をまくり、準備を始めた。

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