柔道場の静寂の中、荒い息遣いだけが響いていた。畳の上に崩れ落ちた咲良は、力の入らない手足を投げ出し、虚ろな瞳で天井を見上げている。汗と蜜にまみれた身体はびくびくと痙攣を繰り返し、快楽の余韻に浸っていた。 「あ……ぁ……」 言葉にならない吐息が唇から漏れる。颯介はゆっくりと身を起こし、乱れた道着を整えながら、ぐったりする彼女を見下ろした。 「賭けは成立したな」 静かな声が柔道場に響く。咲良は震える瞳で彼を見上げた。 「……何よ、それ……私を、辱めた上に……」 辱めたのは俺じゃない。お前の身体だ。颯介は冷淡に言い放ち、眼鏡をかけ直した。 「それで、どうする。賭けは『何でも聞く』だったよな」 咲良は唇を噛み締め、悔し紛れに顔を背けた。 「……言うことを聞くわよ。約束だもの……」 その言葉に、颯介の口元が微かに歪んだ。 「なら、子分になれ」 「……は?」 咲良は呆気にとられ、ぽかんと口を開けた。 「子分って……アンタ、何時代の人よ……」 文句を言おうとした瞬間、颯介が屈み込み、咲良の耳元で低く囁いた。 「嫌か?じゃあ、もう一度ここで続けるか?」 彼の指が咲良の太ももの内側を軽く撫で、彼女はびくりと身を震わせた。 「ひっ……わ、分かった!なる!なります!」 咲良は慌てて身を起こし、畳の上で正座して両手をついた。 「東城颯介様の子分に、なります……」 顔を真っ赤にして俯く彼女の姿は、先程までの威勢の良さが嘘のようだ。颯介は満足げに頷いた。 「よろしい。これからは俺を『ボス』と呼べ」 「……ボスって、痛い人みたい……」 小声でぼやく咲良に、颯介は無表情のまま告げた。 「明朝六時、大学正門前で待機。遅刻したら罰を与える」 「はい、ボス……」 咲良は項垂れながら返事をした。敗北の恥辱と快楽の余韻が身体に残り、思考がまとまらない。だが、不思議と嫌な気分ではなかった。 「……でも、アンタ、意外と悪くないかも」 彼女が小さく呟くと、颯介がわずかに目を細めた。 「何か言ったか」 「何も!何も言ってないわよ!」 咲良は顔を上げ、不貞腐れたようにそっぽを向いた。夜の柔道場に、奇妙な主従関係が誕生した瞬間だった。
検閲済みプロット
大学の柔道部の女子が大会で一位になる。調子に乗ってきた女子は「もしも私に柔道で勝てたら何でも言うことを聞いてやる」と主人公に軽々しく話す。実は主人公は元柔道選手で大会で一位になったこともある強者。人気のない柔道場で勝負を行うことになったが、余裕の主人公は勝負中に女子にエッチな技をかけたりする。快楽から逃れられない女子はあえなく敗北となり、主人公の子分となってしまうコメディ。試合中に女子は何度も絶頂を迎え、屈辱の結果となる。











