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9章 / 全10

正人の動きが徐々に速まり、琴葉の嬌声が切羽詰まったものへと変わっていく。 「あっ、ああっ……正人さん、もう……!」 琴葉の爪が正人の背中に食い込み、その痛みさえも快感へと変換されて四人の間を駆け巡る。 「くっ……締め付けが、強くなってる」 正人が低く呻き、最後の激しい突き上げを放つと、琴葉の体が大きく跳ねた。 「んっ……!来てる……みんなに、伝わってる……!」 正人の放出の感覚が、宏太と藍にも波のように押し寄せる。 「うわっ……これ、正人の……?」 宏太が息を呑み、自分の下半身に広がる熱に戸惑う。 「すごい……溢れてくる感覚が、直接分かる」 藍もまた、震える声で呟いた。正人がゆっくりと体を離すと、宏太がその場所に滑り込んだ。 「次は、俺です」 宏太の熱く猛った楔が、正人の残滓で濡れた琴葉の内部を押し広げる。 「あっ、宏太さん……太い……形が違う……」 琴葉の内部が異なる刺激に順応しようと収縮し、その感触が再び四人の脳内で反響する。 「っ……琴葉さん、熱い。正人のが出てるのが分かる」 宏太が腰を打ち付けながら、興奮を抑えきれない様子で言う。藍は琴葉の耳元に唇を寄せ、囁くように尋ねた。 「僕の番も、楽しみにしててくださいね」 琴葉は頷くこともできず、ただ快感の波に翻弄されていた。一人の絶頂が四人に伝播し、それがさらに増幅されて返ってくる。フィードバックループが形成され、快楽の連鎖に終わりが見えない。やがて宏太が達し、今度は藍が琴葉を抱き寄せた。 「ゆっくり、味わわせてもらいます」 藍の繊細な指使いは、琴葉の性感帯を的確に捉え、彼女を何度も絶頂の淵へと追い込んでいく。 「あっ、ああっ……もう無理……みんなの気持ちが、強すぎて……」 琴葉の瞳から涙が溢れる。それを見た正人と宏太が同時に彼女に触れ、四人の肌が完全に重なり合った。 「今度は、一緒にいこう」 正人の言葉に、全員が頷く。感覚の同期が最高潮に達した瞬間、四人の体が同時に跳ね、甘美な叫びが重なり合って練習室に響き渡った。互いの熱と蜜が混ざり合い、麝香のような濃厚な香りが空気を満たしていく。意識が白く染まり、四人はそのまま深い余韻の中へと沈んでいった。

9章 / 全10

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