窓から差し込む朝陽が、薄いカーテンを通してマユの瞼を刺激した。彼女は微かに身じろぎし、ゆっくりと目を開けた。 「……ここは」 見慣れた宿の個室。自身に割り当てられたベッドの上。マユは上半身を起こそうとして、全身を走る鈍い痺れに息を呑んだ。 「あっ……」 身体が重い。特に一番下が、熱を帯びたような感覚を残している。彼女はシーツを捲り、自身の身体を見下ろした。一糸まとわぬ肌には、至る所に赤い痕が散っていた。鎖骨、胸のふくらみ、太ももの内側。指先で触れると、昨夜の記憶が鮮烈に蘇る。 「夢じゃ……ない」 冷たい泉の水。三人の男たちの体温。レオの真剣な眼差し、悠生の楽しげな囁き、瞬の無表情な愛撫。そして、熱い楔に貫かれた快感。 「うっ……」 マユは両手で顔を覆った。羞恥が胸を満たし、身体が震える。勇者である自分が、媚薬に抗えず、三人の男に抱かれた。その事実が、彼女の矜持を砕いていくようだった。 「私、なんて……」 涙が指の隙間から零れ落ちた。だが、その涙は恥辱だけによるものではなかった。胸の奥底に、甘く疼くような感覚が残っていたからだ。 「どうして……」 彼女は問いかけた。媚薬の効果は朝には消えているはず。なのに、身体の芯には未だ熱が残り、昨夜の快楽を思い出すだけで疼きが蘇る。 「無意識に……望んでいた?」 その問いに、彼女自身が答えた。レオの真っ直ぐな想い。悠生の優しい手つき。瞬の静かな支え。彼らは媚薬に侵された状態であっても、彼女を傷つけることなく、ただ愛おしく包み込んでくれた。 「私は……彼らを拒絶できなかった」 勇者としての威厳を盾に、心の奥底に押し込めていた感情。異世界に召喚され、孤独に戦い続けた日々。誰かに支えられたい、愛されたいという渇望。 「認めるわ」 マユはシーツを握りしめた。顔が熱い。胸が早鐘を打つ。 「私、彼らが欲し……彼らと旅をしようかな」 その言葉を口にした瞬間、胸のつかえが取れたような気がした。彼女は顔を赤らめながらも、小さく微笑んだ。朝陽が彼女の顔を照らし、新たな一歩を示していた。
検閲済みプロット
東京から異世界に召喚された女勇者マユ。辺境の宿で提供された「特別ドリンク」は強力な媚薬だった。理性が溶け身体が熱くなる中、彼女に想いを寄せていた冒険者の三人(騎士レオ、悠生、瞬)が次々とダンジョンで近寄ってくる。三人は透明になる、相手を動けなくするなどの冒険者のスキルを敵ではなく彼女に使い、様々な手で彼女を手に入れようとする。地下の泉で三人の手が彼女を異なる温度とリズムで包み込む。主人公は三人に囲まれ、威厳を失ってそのまま絶頂を迎えてしまう。朝目覚めた彼女は身体に残る痕を見て昨夜が夢ではなかったことを知り、そして自分が望んでいたことに気づくのであった。彼女が羞恥と快楽の果てに自分の欲望を認めるコメディ。





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