エラベノベル堂

潜入失敗は熱すぎる

18+ NSFW

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2章 / 全10

「ちょっと、どこ触ってるのよ!」 ひなたは必死に手足をばたつかせたが、男たちの手は蛇のように彼女の体に絡みついて離れない。水着姿を晒した恥ずかしい格好で、冷たいコンクリートの床に押し付けられている。 「大人しくしろよ。怪我させられる前に」 男の低い声が耳元で響き、太い腕が首に巻きついた。苦しい。呼吸をするたびに胸が上下し、水着の布地が擦れる感覚が鋭敏に伝わってくる。 「うぅ……」 視界がぼやけている。眼鏡を失ったせいで、周囲の男たちの顔が輪郭だけの不気味な影に見えた。 その時だった。 足元で何かがカチリと音を立てた気がして、ひなたは反射的に足を動かした。すると床に転がっていた何かに爪先が引っかかる。 パリーン! 乾いた破裂音と共に、倉庫内にけたたましいアラームが鳴り響いた。赤い回転灯が点滅し、壁に設置されていたスピーカーから大音量の警告音が流れる。 「なっ、なんだ!」 「クソッ、警報装置を作動させやがった!」 男たちが一斉に動揺した隙をついて、ひなたは腕を振りほどこうとした。しかしすぐに複数の男に押さえつけられ、再び床へと叩きつけられる。 「離せっ! 今のうちに逃げてやる!」 「無駄だ。外部への通信はすべて遮断してある」 アラーム音が鳴り止むと、倉庫内は不気味な静寂に包まれた。男の一人が無表情で近づいてくる。 「さて、お客様には特別サービスといこうか」 ひなたは両腕を捻り上げられ、無理やり立ち上がらされた。抵抗しようと足に力を込めたが、恐怖で膝が震えて上手く動けない。 「いや……っ」 「奥の部屋へ行こうぜ。たっぷり可愛がってやる」 男たちに両脇を固められ、ひなたは倉庫の奥へと引きずられていく。薄暗い通路の先には、鉄製の扉が口を開けていた。 「警察に通報したって無駄だぞ。ここには誰も来ない」 重い扉が開いた瞬間、ひなたの鼻に黴臭い匂いが届いた。中は薄汚れた部屋で、中央に鉄の台が置かれている。 「ここで……何をするつもり?」 ひなたの問いに、男たちは下卑た笑みを浮かべただけだった。

2章 / 全10

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