エラベノベル堂

潜入失敗は熱すぎる

18+ NSFW

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3章 / 全10

「さて、警察の犬ちゃんよ。まずは身元を調べさせてもらおうか」 リーダー格の男が鉄製の台の上に乗せた小瓶を振ってみせる。中には粘度の高い紫色の液体が入っていた。 「それは……何?」 ひなたは後ずさろうとしたが、背後には屈強な男たちが壁のように立ちはだかっている。逃げ場などどこにもない。 「うちの自慢の商品だ。開発コードネームは『熱帯夜』」 男がニヤリと笑い、瓶の蓋を開けた。甘い香りが鼻孔をくすぐる。 「口を開けろ」 「嫌よ! そんなもの飲まないわ!」 ひなたは固く唇を結んだ。しかし男の指が頬の隙間にねじ込まれ、強引に顎を固定される。 「ンッ、ンンーッ!」 「無駄だよ。これは特注品でな、一滴でも摂取すれば効果は絶対だ」 男の反対の手がひなたの鼻をつまんだ。呼吸ができず、顔が熱くなる。耐えきれずに口を開いた瞬間、紫色の液体が注ぎ込まれた。 「んぐっ……! ゴホッ、ゴホッ!」 「全部飲み込め。残すと余計に苦しいぞ」 ひなたは喉の奥から込み上げる不快感に耐えながら、液体を飲み下した。強烈な苦味と共に、胃の腑へと落ちていく。 「直ぐに効いてくるはずだ。体が熱いだろう?」 最初は何の変化もなかった。しかし数分もしないうちに、下腹部を中心として奇妙な熱が湧き上がり始めた。 「うぅ……体が、熱い……」 ひなた自身も驚くほどの速さで熱は全身へと広がっていく。心臓の鼓動が早鐘のように打ち始め、水着越しにもわかるほど胸が激しく上下している。 「ほら、もう顔が真っ赤だぜ」 男の手が頬に触れた。その指先の冷たさが、今のひなたには強烈な刺激として感じられる。 「んっ……!」 思わず甘い声が漏れた。唇を噛み締めようとしたが、体の奥から湧き上がる疼きに抗うことができない。 「何を……したの?」 「言っただろう。最高級の媚薬だ。女なら誰でも快楽の虜になる」 ひなたは膝から力が抜けていく感覚に襲われた。太ももの内側が擦れるたびに、背筋に電流のような刺激が走る。 「いや……こんなの、おかしいわ……」 「さあ、警察犬ちゃん。尋問を始めようか」 男たちが一斉に忍び寄る。薄暗い部屋の中で、ひなたの抵抗の力は急速に奪われていった。

3章 / 全10

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