エラベノベル堂

満員電車で刻印が滲む

18+ NSFW

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4章 / 全10

「ぐっ……!」 不意に、天井の染みが脈動した。粘液が渦を巻き、中心からねっとりとした塊がせり出してくる。それはまるで胎児のように蠢きながら、徐々に形を成していった。 「あれが……本体……!」 ひなたの戦慄の声とともに、塊から数本の触手が射出された。鞭のようにしなやかなそれらは、乗客たちの頭上を越え、正確にひなたの手足へと絡みつく。 「きゃぁっ……!」 触手は冷たく、そして生温かかった。表面に浮いた粘液が肌を滑り、不快な感触を残していく。手首と足首を同時に拘束され、彼女の体は無理やり左右に広げられた。 「やめて……こんなこと……!」 白衣の袖口から覗く手首に食い込む触手。抵抗しようにも、満員電車の狭さと拘束により、ほとんど身動きが取れない。操られた乗客たちが、その隙間を埋めるように迫ってきた。 「にぃ……はぎ……とり……」 男の一人が、虚ろな瞳でひなたを見下ろしながら、白衣の襟に手をかけた。 「だめっ! 見ないで……!」 びりっという布が裂ける音が、車内に響き渡る。白衣のボタンが次々と弾け飛び、白い肌に張り付く黒いスクール水着が露わになった。 「あぁ……!」 ひなたの顔が羞恥で紅く染まる。胸元を覆うスクール水着の布地は薄く、汗で透けているようにも見えた。乳房のふくらみを強調するように食い込む縁が、乳白色の肌に赤い痕を残していた。 「うぅ……そんな目で……見ないで……」 乗客たちの視線が、一斉に彼女の体に注がれる。正気を失った者たちの瞳には、羞恥心など理解する術がない。ただ、本能的な欲望だけが宿っていた。 触手がさらに力を込め、ひなたの体を壁に押し付ける。背中の冷たい感触と、前面からの生暖かい視線。その対比が、彼女の精神を追い詰めていく。 「くぅ……っ」 胸が激しく上下し、スクール水着の布地が擦れる音さえ聞こえてきそうだ。密着した布が、乳首のふくらみをなぞるように突っ張る。 (こんなところで……こんな姿を……) 研究員としての威厳も、魔法少女としての誇りも、剥ぎ取られた白衣とともに消え去っていく。残されたのは、ただ一人の無力な少女としての姿だけだった。 「にぃ……いい……におい……」 鼻先を近づける乗客。首筋に感じる熱い吐息。ひなたは目を固く閉じたが、それでも皮膚で感じる視線と触手の感触を消すことはできなかった。

4章 / 全10

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