「美しいだろう、エリカ。これがかつてこの地で崇められていた『神』の眷属たちだ」 父親の幻影が腕を広げると、石造りの壁が波打ち始めた。ひび割れから滲み出るように、ゼリー状の物体がとろりと垂れ落ちてくる。それは床に着地すると同時に形を成し始め、ぬめる皮膚を持つ異形の姿となった。 「いや……そんな……」 目の前に現れたのは、人型をしているようで決して人ではない存在だった。胴体からは幾本もの触手が生え、それぞれが独立して蠢いている。先端には吸盤のようなものがあり、濡れた音を立てながら開閉していた。 「儀式の補佐役だ。お前の体を開き、封印を受け入れる準備を整えてくれる」 幻影が指を鳴らす。その瞬間、異形たちが一斉に動き出した。 「ひっ、来ないで!」 祭壇の上で身をよじるが、手足を固定する力は圧倒的だった。最初の一体が私の脇に滑り込み、脇腹に冷たい触手を這わせる。 「くすぐったい……やめて……」 ヌルヌルとした感触が肌の上を移動していく。まるで潤滑油を塗り込められているかのように、触手は執拗に全身を舐め回した。 「準備ができたようだな」 父親の言葉と共に、私の衣服が触手によって引き裂かれた。露わになった肌に、冷たい空気が触れる。 「ああっ……」 恥ずかしさと恐怖で顔が熱くなる。だが、異形たちは容赦なかった。太い触手が私の両太ももの内側に巻きつき、無理やり足を広げさせたのだ。 「いやらしい姿だ。だが、まだ足りない」 どこからか、あの電動マッサージ器が運ばれてくる。触手に抱えられたそれは、再び低い唸り声を上げ始めた。 「まさか、また……」 ブゥン。振動音が近づく。異形の一本が、私の最も敏感な場所に向かってマッサージ器を押し当てた。 「あぐっ、ぁああっ!」 秘所に直接触れた振動は、布越しの比ではなかった。あまりの刺激に、目から涙が溢れる。 「あっ、あぁ……だめ、壊れちゃう……」 別の触手が胸の先端に吸い付き、強く吸い上げ始める。チュポ、チュポという水音が響き渡る。 「んっ、くぅ……そんなこと……」 上下からの同時攻めに、頭の中が真っ白になっていく。抵抗しようとする意志が、快楽の波にさらわれて消えていった。 「いい反応だ。封印が共鳴し始めている」 父親の声が遠く聞こえる。私の体は熱く火照り、芯から溶かされているようだった。 「あぁん……もう、わからない……何も……」 触手がさらに増え、全身のあらゆる場所を責め立てる。耳元に滑り込み、首筋を舐め、指の間に入り込む。 「ひぃっ、あっ、あぁ……」 マッサージ器が激しく動き回る。敏感な突起を執拗に擦り上げ、秘められた入り口を震わせる。 「おかしい……こんなの、おかしいよぉ……」 自分の声が、知らない間に甘い響きを帯び始めていることに気づく。恐怖は薄れ、代わりに強烈な快楽だけが支配していく。 「そうだ、受け入れろ。お前の中に眠る力を呼び覚ますのだ」 視界が滲む。快楽の深淵に、私はゆっくりと引きずり込まれていた。
快楽地獄の女王
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