エラベノベル堂

双子、快楽の檻へ

18+ NSFW

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3章 / 全10

翌朝、葵と椿は登校することに決めた。記憶の手がかりがあるのは、やはり学校なのだ。 「お姉ちゃん、これ……ずっとつけておくの?」 椿がスカートの下、秘められた場所にあてがったローターを気にしている。昨夜の稽古で、二人はその使用法を教え込まれていた。 「お爺様が言ってたでしょ。制御するには慣れるしかないって」 葵は自分の分を下着の奥深くに固定し、大きく息を吐いた。微かな振動が身体の芯を刺激し続けている。 校門をくぐった瞬間、異変が起きた。 「おい、あいつら……」 「すげえ匂いがする……」 男子生徒たちの視線が一斉に双子へと向けられた。その目には、理性を欠いたどす黒い欲望が宿っている。 「なんか、変だよお姉ちゃん」 椿の声が震える。すれ違うたびに、男子たちの喉が鳴り、荒い息遣いが聞こえてくる。 教室に入った瞬間、空気が張り詰めた。三十人ほどのクラスメイトたちが、全員の二人の方を向いて固まっていた。 「葵……椿……」 一人の男子が立ち上がり、ふらふらと近づいてくる。その股間が明らかに膨張しているのが見て取れた。 「来ないで!」 葵が叫んだ瞬間、背後のドアが開いた。 「何を騒いでいる!」 現れたのは担任の教師だった。だが、その目もまた異様な光を帯びていた。 「君たちか……この匂いの原因は」 教師がゆっくりと近づいてくる。葵は椿の手を握り、教室を飛び出した。 「逃げよう!」 廊下を走る二人の背後から、複数の足音が追いかけてくる。階段を降り、渡り廊下を抜け、たどり着いたのは体育館の裏手だった。 「あそこ……!」 椿が指差した先に、古びた体育倉庫があった。錆びた扉を押し開け、二人は中へと転げ込んだ。 薄暗い倉庫の中には、マットレスや跳び箱が積み上げられている。壁一枚隔てた向こうから、外を捜索する男子たちの声が聞こえてきた。 「どこだ……どこに隠れたんだ」 「見つけたら、絶対に逃がさないぞ」 荒い息遣い。獣のような呻き声。追手の執念は凄まじく、倉庫の中にまで恐怖が染み込んでくる。 「怖い……お姉ちゃん、怖いよ」 椿が葵の胸に顔を埋める。その時、スカートの中でローターが不意に激しい振動を刻んだ。 「あっ……!」 「んっ、お姉ちゃん……!」 二人同時に膝が折れた。倉庫の床に跪き、互いの身体を支え合う。 「なんで……急に」 葵は自分の分のスイッチに手を伸びようとした。だが、快楽の波が指先の力を抜いていく。 「ダメ……消せない」 椿の瞳が潤み、白い首筋が紅潮していく。無意識に太ももが擦り合わされ、秘所から愛液が溢れ出していた。 「ああっ……変になっちゃう」 「私も……熱いの……」 微かな振動が、身体の奥底にある敏感な芽を執拗に攻め立てる。逃げ場のない倉庫で、双子は互いの喘ぎ声を聞きながら、快楽に溺れていくしかなかった。 外では、まだ男子たちの捜索が続いている。だが二人には、追手のことを気にする余裕など残っていなかった。 「んくっ……あっ、あっ」 「お姉ちゃん、私……もう……」 身体が震え、背骨を駆け上がる快感に思考が白く染まっていく。葵はふと、老人の言葉を思い出した。 『君たちの力が暴走すれば、世界が滅びる』 だが今この瞬間、二人の頭の中にあるのは世界のことなどではなかった。ただ、身体を支配する快楽と、それを受け入れてしまう自分自身のことだけだった。

3章 / 全10

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