エラベノベル堂

生贄女王

18+ NSFW

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9章 / 全10

「あぁッ、あ、ああぁッ……!」 男たちの悲鳴が重なり合う。美咲の能力が暴発し、彼らの感覚を無理やり繋ぎ止めていた。 「な、何だこれは……! 体が熱い、頭がおかしくなる……!」 澪が後退りしながら美咲を凝視する。その顔には、初めて恐怖の色が浮かんでいた。 「まさか……予言書の真の意味、これだったのか」 美咲は深紅のシーツの上でゆっくりと体を起こした。四肢にはまだ力が入らない。だというのに、内側から湧き上がる熱い奔流が彼女を突き動かす。 「お姉ちゃん……?」 柚葉が心配そうに駆け寄る。美咲は震える指先で妹の手を握りしめた。 「大丈夫。むしろ……今、一番調子がいいの」 美咲の瞳が妖しく光った。能力が覚醒していた。これまで受け入れるだけだった感覚を、今度は一方的に押し付ける力へと変貌を遂げていた。 「くっ、うぅッ……! 澪様、助けてください……!」 男の一人が悲鳴を上げて床に突っ伏す。美咲の放った快楽の波が彼を襲い、絶頂へと追い込んでいた。 「気持ちいいだろう? 私が感じた悦び、そのままお前たちにも流し込んであげる」 美咲が冷酷に告げると、男たちの顔色が青ざめた。 「そ、そんな……これ以上は……!」 「嫌? 本当に?」 美咲が小首を傾げると、能力がさらに増幅される。男たちの背筋が反り、口から無意識の嬌声が漏れ出した。 「あっ、あぁッ……! だめ、またいく……!」 美咲は満足げに唇を歪めた。恐怖も羞恥も消え失せ、今あるのは圧倒的な支配欲だけだった。 「澪」 名を呼ぶと、教祖がビクリと肩を震わせる。 「お前が予言書の救世主だと言ったわね。なら、私に跪きなさい」 「……愚かな! 私が教祖だぞ!」 澪が鋭く睨みつける。しかし美咲は怯むどころか、愉悦に目を細めた。 「教祖? そんなもの、今この瞬間に意味を失ったわ」 美咲が澪の内側に侵入した。男たちと同じように、感覚を強制的に繋ぎ止める。 「くっ……!?」 澪の表情が歪む。美咲が感じた快楽が、そのまま教祖へと流し込まれていく。 「あぁッ……! な、なんて強烈な……!」 「どう? 私と一つになる感覚は」 美咲が柚葉の手を引き、立ち上がる。ゴスロリ衣装は乱れたままだが、その立ち姿には女王のような威厳があった。 「もっと、私を気持ちよくさせなさい」 冷酷に告げると、男たちが一斉に懇願し始めた。 「お願いします……もっと、ください……!」 「我々を支配してください、聖処女様……!」 美咲は高みから彼らを見下ろした。予言書の救世主——それは、世界を快楽で支配する女王だったのだ。

9章 / 全10

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