エラベノベル堂

泡に溶かされる心

18+ NSFW

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8章 / 全10

「ミナ……!」 私は縛られた体を必死に動かし、妹の名を叫んだ。彼女は男に腕を捻り上げられながら、私と目が合った瞬間に不敵な笑みを浮かべた。 「離してよ、痛いじゃない」 「あんたも泡吹き姫の仲間入りだ。大人しくしろ」 男がミナの腕をさらに強く引く。すると、彼女は突然、甲高い笑い声を上げた。 「あははっ、演技上手かったでしょ?」 「……え?」 ミナの態度が一変した。男の手を軽く振りほどくと、彼女は私の方へゆっくりと歩み寄ってくる。 「お姉ちゃん、本当に騙されやすいんだから。助けに来たなんて、本気で信じてたの?」 「ミナ……どういうこと……?」 「私ね、最初からあっちの味方なの」 ミナはスキンヘッドの男に寄り添い、彼の胸に手を置いた。 「お姉ちゃんのその特異体質、私にも遺伝してるはずなのに、私は何の反応もない。どうしてか分かる?」 「……分からない」 「お姉ちゃんが私の分まで背負ってくれたからよ。だから、私は普通。でもね、それが悔しくてたまらなかった」 ミナの目に冷たい光が宿る。私は彼女を見つめたまま、言葉を失った。 「お姉ちゃんがいなくなれば、私も特別になれるかもしれない。そう思って、彼らに連絡したの」 「嘘……!」 「本当よ。お姉ちゃんがここに来るように、情報を流したのも私」 ミナは私の顎をつまみ上げ、顔を近づけた。 「ねえ、お姉ちゃんのその泡、全部私に頂戴」 彼女はスキンヘッドの男に向かって頷いた。 「彼にも協力してもらうわ。お姉ちゃんの心が完全に砕かれるまで、徹底的に可愛がってもらう」 「お願い……ミナ、やめて……!」 「やめるわけないじゃない。私がずっと待ち望んでた瞬間なんだから」 ミナは男の耳元で何かを囁いた。男がニヤリと笑い、再び私の脚の間に体を割り込ませる。 「さあ、続きだ。今度は妹君が見ててやる」 ミナが私の顔を覗き込む。 「どんな顔して感じるのか、じっくり見せてもらうわよ、お姉ちゃん」 絶望が胸を満たす。私の心は、肉体的な快楽だけでなく、最愛の妹からの裏切りによっても削り取られていった。

8章 / 全10

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