エラベノベル堂

森の女王

18+ NSFW

小説ID: cmnp7cies001001lffjqaqr08

3章 / 全10

「さあ、服を脱いで」 麗華の言葉に、美優は息を呑んだ。テントの中には微かなランタンの明かりが揺らぎ、甘い香りが漂っている。 「全部……ですか?」 『恥ずかしい』 頭上の吹き出しに、麗華は冷ややかな微笑みを向けた。 「護符を描くのよ。服の上からでは意味がないわ」 美優は震える指でTシャツの裾を掴んだ。躊躇いながらも、彼女は服を脱ぎ捨てていく。キャミソール、ショーツ、そして最後の一枚が床に落ちると、美優は慌てて腕で体を隠した。 「腕を下ろしなさい。見えないでしょう」 麗華は小さな瓶を取り出し、蓋を開けた。中から粘度のある金色の液体が覗く。 「これは古くから伝わる霊液よ。あなたの肌に護符を描く」 筆先が液体に浸され、美優の鎖骨に触れた。冷たい感触と共に、甘い香りが鼻腔をくすぐる。 「っ……冷たいです」 『変な感じ』 「我慢しなさい。すぐに終わるわ」 筆は緩やかな曲線を描きながら、美優の胸の間を滑り降りていく。麗華の手つきは官能的で、まるで愛撫するかのように肌の上を踊った。 「んっ……」 美優は自分から漏れた声に驚いた。何故か体が熱くなっていく。 「護符は正確に描かないといけないの。動かないで」 筆が脇腹を通り、腰へと降りていく。金色の液体が肌に吸い込まれていく感覚。美優は無意識のうちに唇を噛んでいた。 『何だろう、この感じ……』 「吸収がいいわね。霊的な適性が高い証拠よ」 麗華は満足げに頷きながら、今度は太ももの内側へと筆を進めた。美優の呼吸が荒くなっていく。 「あ、あの……麗華さん」 「何?」 『体が熱い』 美優自身も、その吹き出しを見て初めて気づいた。熱が下腹部に集中していることに。 「霊液の作用よ。悪いものではないわ」 麗華は最後の仕上げとして、美優の下腹部に複雑な文様を描いた。筆が秘所の周囲を掠めた瞬間、美優は背筋を弓なりに反らした。 「ひっ……!」 「これで完成。美優、あなたはもう護られたわ」 麗華は筆を置き、満足げに美優の体を見つめた。金色の文様が肌の上で妖しく輝いている。 「ありがとうございます……」 美優は力が入らない体を何とか支えながら、麗華に頭を下げた。しかし彼女は知らない。この文様が護符などではなく、森に潜む妖したちを誘引する媚薬の印であることを。麗華の唇が、残酷な笑みを形作った。

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