子供たちの部屋の中に足を踏み入れた瞬間、甘ったるい香りが鼻腔をくすぐった。お菓子のような、それでいてどこか腐熟した果実を思わせる匂り。 「先生、こっちに来て」 先ほどの少年が美由の手を引く。その指先は驚くほど熱く、肌に触れた部分から痺れるような感覚が広がった。 「あなた、名前は?」 「レオだよ。こっちはリナ、ソウ、ミコト……みんな仲良しなんだ」 紹介された子供たちは一斉に美由を見つめ、無邪気な笑顔を浮かべる。年齢は五歳から七歳程度。男女の区別なく、どの子も肌が白く、瞳の色が赤や紫など不自然なほど鮮やかだ。 「美由先生、先生のこといっぱい見てたよ」 少女のリナが美由の背後に回り込む。 「え?」 「お兄さんが先生の着替え手伝ってるの、覗いてたの。先生のお肌、真っ白で綺麗だった」 美由の顔が熱くなった。やはり天童に見られていたのだ。 「そんな……覗き見なんて、ダメでしょ」 「ごめんね。でも先生のこと、もっと知りたかったの」 リナの手が美由の腰に回る。小さな指先がエプロンドレス越しに脇腹を撫で上げ、思わず声が漏れた。 「んっ……何をするの」 「先生、いい匂い。甘くて、美味しそう」 少年のソウがスカートの裾に手をかけた。 「ちょっと、待って——」 「先生のパンツ、見せて。どんなの履いてるのか知りたい」 無邪気な口調とは裏腹に、子供たちの目には獲物を狙う捕食者の光が宿っていた。美由は後ずさりしようとしたが、足に力が入らない。 「ダメよ、そんなこと……」 「どうして? 保育士さんは子供の世話をするものでしょ? だったら、僕たちのお願いも聞いてくれなくちゃ」 レオが美由の耳元に唇を寄せる。 「先生の下着、シルクのショーツだよね。お兄さんが選んだやつ。僕たち、ああいうの大好きなんだ」 美由は恐怖と混乱の中で理解した。この子供たちは普通ではない。見た目は幼いけれど、中身は—— 「ねえ先生、遊ぼうよ。僕たちと一緒に、気持ちいい遊びを」 ミコトが美由の太ももに頬を寄せる。熱い吐息が布越しに伝わり、再び下腹部に疼きが走った。 「いや……離して」 抵抗しようとするのに、身体が言うことを聞かない。むしろ、子供たちの触れる場所から快感が滲み出しているような錯覚に陥る。 「先生、体熱いね。僕たちのこと、好きになってくれた?」 レオの手がスカートの中へと滑り込む。シルクのショーツに指が触れた瞬間、美由は甘い悲鳴を上げた。 「あっ……だめ……そこは——」 「ここ、濡れてる。先生も僕たちと遊びたいんだね」 無邪気な笑顔で、しかし明らかに子供らしからぬ言葉を口にするレオ。美由は必死に首を振ったが、快楽の波に抗うことはできなかった。
堕ちた先に、王座あり
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