ミナはカイトの高級車に乗せられ、深夜の歓楽街の裏手にある地下クラブへと案内された。重厚な扉を開けると、煙草の煙と酒の匂いが漂っている。 「よう、ボス。連れてきたのか」 入り口近くのソファに寝そべっていた巨漢の男が、品定めするような視線を向けてきた。スキンヘッドに無数の傷跡、鋭い眼光には明らかな敵意が宿っている。 「シノブ。こいつが新人のミナだ」 カイトはミナの背中を押し、前に出させた。ゴスロリ衣装のまま連れてこられた彼女は、不安げに周囲を見回す。クラブには他にも数人の男たちがたむろしており、一様に好色な視線を向けていた。 「こんな小娘かよ。見た目は貧相だが……おっ、なんかいい匂いするな」 シノブが鼻を鳴らし、ミナの首筋に顔を近づけた。その瞬間、彼女の中にある衝動が弾けた。 「近づかないで」 ミナは手のひらをシノブの胸に当て、突き放した。だがその指先は不可思議な熱を帯びていた。 「ぐっ……なんだ、この感覚は」 巨漢の男が喘ぎながら膝をつく。ミナの手が触れた場所から、痺れるような快感が全身に走ったようだ。 「ほほう。接触だけで相手を痺れさせるのか」 カイトが感心したように頷いた。 「お前ら、この女を試してみろ。ただし本気で対峙しないと痛い目を見るぞ」 合図とともに、残りの男たちが一斉にミナへ襲いかかった。だが彼女の体は驚くほどしなやかに動いた。 「遅い」 一人の男の腕を捻り上げ、背後から密着する。そして耳元で囁いた。 「ねえ、私のこと気持ちよくしてくれる」 その声は甘く、そして支配的だった。男の抵抗が瞬時に溶け、代わりに荒い息遣いが漏れる。 「あ、ああ……お嬢さん」 ミナは男のズボンに手を滑り込ませ、熱く猛った雄の象徴を愛撫し始めた。指先で竿をなぞり、先端の窪みを執拗に刺激する。 「んっ、硬い。私のこと欲しい」 「くそっ……なめてんじゃねぇ」 背後から別の男がミナを押し倒そうとしたが、彼女は逆にその勢いを利用して体勢を入れ替えた。床に押し倒されたのは男の方だった。 「残念。私が上」 ミナは男の腰に跨り、自ら秘所を擦り付けた。レースのスカートが捲れ、濡れた花唇がズボンの上から雄の熱を感じ取る。 「あっ、いい……もっと」 周囲の男たちが呆気にとられる中、ミナは次々と相手を翻弄していった。触れられた場所から快感を送り込み、言葉巧みに服従させる。 「くそっ、何なんだこいつ」 「ボス、これマジかよ。ただの女じゃねぇ」 最後に残ったシノブが、恐怖と欲望の入り混じった表情で後ずさった。 「わかったか。こいつは俺の組織にとって貴重な戦力になる」 カイトが満足げにミナを見下ろした。 「合格だ。歓迎するよ、俺の組織へ」 ミナは乱れた衣装を整えながら、恍惚とした表情で頷いた。自分の力を実感した瞬間だった。
覚醒
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