エラベノベル堂

魔法学園、背徳の宴

18+ NSFW

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2章 / 全10

眩しい光の中で、美優は自分が深海に沈んでいくような感覚に陥っていた。息ができない。水圧のような圧力が全身を締め付ける。 (これって……溺れてる?) 意識が遠のきそうになった瞬間、光の渦が弾けた。 「うっ……」 美優は硬い石造りの床に叩きつけられた。波の音も、砂浜の感触も、太陽の熱気も消え失せている。代わりに肌を刺す冷たい空気と、どこか荘厳な雰囲気が漂っていた。 「っ……ここ、どこ?」 美優が目を開けると、そこは巨大な円形の祭壇だった。見上げるほどの高さがある石柱が幾重にも立ち並び、天井には輝く魔法陣が浮遊している。周囲には黒いローブを纏った人々が数十人ほど立ち並び、一様に美優を見下ろしていた。 「やっと来たか、問題児」 低く響く声とともに、祭壇の最上段に立つ初老の男が歩み出る。銀色の髪と髭、威圧的な眼光を持つその男は、杖を美優に向けた。 「お前には長らく我々の世界を混乱させる潜在能力があると予言されていた。今日、その力が覚醒したのだ」 美優は状況を理解できず、ただ呆然と立ち尽くす。そして自分の姿を見下ろして息を呑んだ。 「い、いつの間に!」 オレンジ色のビキニは消え失せ、胸元と腰回りを薄い布切れが覆うだけの扇情的な衣装に変わっていた。Dカップの豊かな曲線は隠しきれず、布地から溢れた胸のふくらみが衆人の視線を集める。太ももから足首まで露出し、ほとんど裸同然の姿だった。 「いやっ……何なのこれ! これ以上見ないで!」 美優は腕で胸元を覆い、恥ずかしさに顔を染める。しかし周囲の視線は和らぐどころか、熱っぽさを増していた。 「美しい……なんという魔力だ」 若い魔術師の一人がつぶやく。別の男も舌なめずりをして、美優の肢体を舐めるように見つめていた。 「大人しくしろ。これより問題児の魔力検査を行う」 初老の男が杖を振ると、美優の両手首に光の枷が現れ、頭上へ引き上げられた。腕を拘束され、無防備な姿で晒される美優。 「やめて! 何する気!?」 「騒ぐな。これは儀式だ」 男が近づき、美優の顎を強引に持ち上げる。その瞳には好色な光が宿っていた。 「問題児よ、お前の体はこれから多くの実験に供される。拒否は許さん」 美優は恐怖と屈辱に震えた。投資家として成功を収め、誰にも媚びず生きてきた彼女にとって、この状況は耐え難い屈辱だった。 (助けて……誰か……) そのとき、空間が再び歪んだ。美優の背後で新たな光が弾け、聞き覚えのある声が響く。 「美優さんを見つけた」 振り返ると、そこには沙希の姿があった。しかし以前の穏やかな表情は消え、歪んだ喜びに満ちた笑みを浮かべていた。

2章 / 全10

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