澪は一歩も動こうとしなかった。地下室の入り口に寄りかかり、腕を組んで妹が劣情に溺れる様を冷ややかに見つめている。 「お姉ちゃん……助けて……」 美月は必死に手を伸ばしたが、その声は甘い吐息にまみれていた。男の熱気が彼女の中で暴れ回り、理性を焼き尽くしていく。 「助けて? 誰を?」 澪が初めて口を開いた。その声には感情の色がない。 「私はお前を助けるつもりなどない。むしろ、この状況を望んでいたのだから」 美月は目を見開いた。拘束具によって自由を奪われた体が、男たちの動きに合わせて揺れる。 「どうして……お姉ちゃん……」 「お前は知らなかっただろう。私がこの組織と通じていることを」 澪はゆっくりと地下室の中へ歩を進めた。ヒールの音が石畳に響く。 「三年前、私がお前をこの街へ呼んだのは偶然ではない。魔導書のありかを教えたのも、サキュバスとして目覚めるよう仕向けたのも、全て私だ」 美月の頭の中で言葉が反響した。一番信頼していた姉。幼い頃から何かと気にかけてくれた存在。 「嘘……」 「嘘ではない。お前は魔王の末裔だというが、その力を制御できるのは私だけ。お前を目覚めさせ、この男たちに扱わせることで、完全な道具として完成させる」 澪は美月の前に屈み込んだ。冷たい指先が妹の頬を撫でる。 「可愛そうに。でも安心しろ。一度この精液をたっぷりと注がれれば、もう自分が誰だったかなどどうでもよくなる」 男たちが一斉に笑い声を上げた。美月は澪の言葉の意味を理解しようとしたが、快楽の波が思考を遮る。 「いや……私は教師で……」 「もういいだろう。その肩書きも、人間としての記憶も、今夜で終わりだ」 男が激しく腰を打ちつける。美月の背中が弓なりに反った。 「ああっ……んんっ!」 秘部を貪られるたび、サキュバスの本能が歓喜する。頭では拒絶しているのに、身体は歓迎し、自ら腰を揺らめていた。 「ほら見ろ。もう自分から求めている」 澪が愉悦を含んだ声で囁いた。 「お前の中にあるサキュバスの血は、精液を糧にする。与えられれば与えられるほど、力が増し、理性が溶ける」 美月は涙を流した。恐怖と絶望、そして抗えない快楽に、自我が崩れ落ちていく。 「こんな……私が……」 男たちの動きが激しくなる。美月の嬌声が地下室に響き渡った。 「さあ、存分に飲み込め。それがお前の新しい糧だ」 白濁した液体が美月の中へ注ぎ込まれる。熱くて重い感覚が内側を満たしていく。 「あっ……熱いっ……」 美月の瞳が虚空を見上げた。意識の片隅で、何かがフラッシュバックしかけていた。かつて見た景色、聞いた言葉——遠い記憶の断片。 しかし快楽がそれを押し潰した。美月は再び嬌声を上げ、男たちの精を受け入れ始めた。 「いい子だ。その調子で己を失っていけ」 澪が満足げに微笑んだ。その手には、新たな拘束具が握られていた。
裏切りの果てに魔王が蘇る
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