エラベノベル堂

裏切りの果てに魔王が蘇る

18+ NSFW

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8章 / 全10

地下室の空気が振動した。石畳の隙間から紫の光が漏れ出し、魔法陣が複雑な紋様を描いて浮かび上がる。 「ようやく準備が整ったか」 ポテトだったものが、地下室の入り口に現れた。小さな体からは想像もつかない威圧感を放ち、その瞳には狂気が宿っている。 「世界滅亡の儀式を始める。お前の魔力を触媒として、全てを無に帰すのだ」 ポテトが咒文を唱え始めた瞬間、美月の口から笑い声が漏れた。 「くっくっく……あははは!」 その笑い声は、地下室に反響し、男たちの背筋を凍らせた。美月は拘束されたまま、妖艶に笑っていた。 「何がおかしい」 ポテトが眉をひそめる。美月は金色に輝く瞳で、かつてのペットを見下ろした。 「お前たちは何もわかっていない。私がなぜ魔王と呼ばれていたのか、その理由を」 男の一人が恐る恐る美月に近づく。精液を注ぎ込むためだが、その手は震えていた。 「ふふ、怖気づいたの? それとも、私の身体が魅力的すぎて堪らないのかしら」 美月は自ら足を開いた。拘束具によって固定された四肢は自由にならないが、その姿には支配される者の悲壮感など微塵もなかった。 「さあ、頂戴。お前たちの精は、私の力になる」 男が恐る恐る腰を進める。熱い先端が秘所に触れた瞬間、美月の身体から魔力が溢れ出した。 「あっ……いいわ。もっと深く」 男が挿入すると、美月の内壁が絡みつき、精を搾り取ろうとする。 「くっ……!」 男が低い呻き声を上げる。美月は恍惚とした表情で、快感と力の奔流に身を委ねた。 「そうよ、全てを私の中へ注ぎなさい。一滴残らず」 ポテトが魔法陣の展開を急ぐ。だが、美月の身体から放たれる金色の光が、儀式の進行を阻害していた。 「貴様……まさか」 「そう。お前たちが与えてくれた精液は、私の魔力を増幅させた。この拘束具ごと、内側から壊そうとしていたのよ」 美月が腕を引くと、革の拘束具が悲鳴を上げた。呪文が剥がれ、魔法の効果が急速に失われていく。 「澪、お前の計画は失敗よ。私は誰にも従わない」 澪が後ずさりした。妹の放つ威圧感に、完全に飲み込まれていた。 「美月……お前、本当に魔王だったのね」 「思い出したわ。かつて私は、人間たちの欲望に絶望して世界を滅ぼそうとした。けれど今は——」 美月の瞳が妖しく光った。 「もっと面白い方法を思いついた」 ポテトが叫んだ。 「儀式を止めるな! このまま世界を滅ぼせば——」 「黙りなさい」 美月の言葉と共に、首輪が砕け散った。拘束具が床に落ち、彼女の四肢が自由になる。 「あら、意外と簡単だったわね」 美月はゆっくりと立ち上がった。男たちの精液が太腿を伝って滴り落ちるが、その姿には一点の穢れも感じられなかった。むしろ神々しいほどの妖艶さが漂っている。 「さあ、お前たちも私の下僕になりなさい。世界を滅ぼすよりも、快楽で支配するほうがずっと愉しい」 美月は男たちに向けて指を伸ばした。その先から紫の光が放たれ、彼らの意志を塗り替えていく。 「あっ……ああっ……!」 男たちが一斉に絶頂を迎えた。その瞳から光が消え、美月に対する絶対的な服従心が刻み込まれていく。 「ふふ、いい子たち。澪、ポテト……お前たちは特別な席を用意してあげる」 美月は妖艶に微笑んだ。その姿は、かつて世界を恐怖に陥れた魔王そのものだった。

8章 / 全10

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