エラベノベル堂

不幸を愛に変える

18+ NSFW

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6章 / 全10

目覚めた瞬間、全身が鉛のように重かった。頭が割れるような痛みとともに、昨夜の記憶が断片的に蘇る。少女たちの無邪気な笑顔、熱烈な肌の触れ合い、そして抗えない快楽の奔流。俺はシーツに顔を埋め、熱い吐息を漏らした。 「何だったんだ、あれは……」 夢ではない。体の節々が熱を帯び、特に腰のあたりが痺れるように痛む。アパートの窓から差し込む朝日が、現実感を否応なく押し付けてくる。ドアのチャイムが鳴ったのは、その時だった。 「結仁くん、起きてる? 私よ」 莉月の声に、俺は慌てて体を起こそうとしたが、上手く力が入らない。 「ちょっと待ってくれ」 と掠れた声を返しながら、何とか上半身を起こす。鍵を開ける気力もなく、示し合わせたようにドアが開いた。莉月は予備鍵を持っていたのだ。 「やっぱり、顔色が悪い」 莉月が俺の額に手を伸ばしてくる。ひんやりとした掌が心地よく、思わず目を細めた。 「昨夜、何があったの。連絡もないし、心配で」 彼女の視線が俺の首元に留まる。そして、凍りついた。 「これ……何」 莉月の指が、俺の首に残る赤い痕をなぞる。少女たちが残した、情事の痕跡。 「指の跡……それと、縛られた跡?」 莉月の声が震え、瞳に怒りと恐怖が混在する。 「あの子たちね。呼ばれたんでしょう」 俺は何も答えられなかった。否定も肯定もできず、ただ沈黙する。 「言ったじゃない。呪いの日記だって。あの子たちは悪いものなの。結仁くんの精気を吸い取って、どんどん深みに引きずり込む」 莉月は俺の手首を掴み、そこにも残る赤い痕を確認した。拘束具のような跡が、くっきりと残っている。 「守らなきゃ。私が守らなきゃ」 莉月は独り言のように呟くと、持っていた鞄から何かを取り出した。黒いベルトのようなもの。それが拘束具だと気づいた時には、彼女は俺の手首をベッドのフレームに縛り付けていた。 「莉月、何を」 「動かないで。これはあなたを守るためなの。あの子たちに連れて行かせない」 彼女の瞳は狂気じみた必死さを宿していた。 「私がここで繋ぎ止めておくから。だから悪いものには負けないで」 俺は抵抗しようとしたが、体に力が入らない。莉月の指先が俺の頬をなぞり、その唇が耳元に寄せられた。 「私が、あなたを支配するから」

6章 / 全10

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