「はぁっ……お前、本当に男かよ」 髭面の男が荒い息を吐きながら、蓮の体をまさぐっていた。その指つきは先ほどまでの支配的な動作とは違い、どこか必死さが滲んでいる。 「男に決まってるだろ。……ただ、お前たちが知っている蓮とは少し違うがな」 蓮は拘束されたまま、妖艶に微笑んだ。その瞳には冷徹な光が宿っている。 「くそっ……なんだこの匂いは。頭がおかしくなりそうだ」 細身の男がズボンを脱ぎ捨て、蓮の背後に回り込む。二人の男に挟まれ、蓮の体は自由を奪われているはずだった。だが、実際には彼らの方が蓮のペースに巻き込まれていた。 「さあ、どうするんだ。俺を犯すんじゃないのか」 蓮はわざとらしく腰をくねらせ、男たちを挑発する。その動作だけで、濃密なフェロモンが拡散し、男たちの理性をさらに削ぎ落としていく。 「舐めてんじゃねえよ」 細身の男が背後から蓮の腰を掴み、後ろの穴に楔を押し当てる。 「んっ……貪欲だな。……いいぞ、こい」 蓮は恍惚とした表情で男を受け入れる。後ろから貫かれ、その体は快楽の波に揺らめく。 「あぁっ……すごい……中が動いてる」 髭面の男が蓮の胸の先端を口に含み、舌で転がす。その刺激が背筋を駆け上がり、蓮の喉から嬌声が迸った。 「そこ……いいぞ……もっと刺激してくれ」 蓮の足が男たちの腰に絡みつき、更深い結合を求める。拘束具が音を立てるが、それはもはや苦痛ではない。状況を支配している蓮にとって、拘束具は逆に男たちを油断させる道具となっていた。 「くっ……なんだこの締め付けは……イきそうだ」 細身の男が切羽詰まった声を上げる。蓮は肛門内壁を激しく収縮させ、男の楔を容赦なく攻め立てた。 「我慢するな。……出せよ。俺の中に」 その瞬間、男が同時に絶頂を迎えた。 「うおぉっ……!」 熱い奔流が蓮の体内に注ぎ込まれる。白濁液が溢れ出し、太ももを伝って滴り落ちる。 「はぁ……はぁ……」 男が力なく蓮の体から離れる。その表情には完全に精気を吸い取られたような虚ろさがあった。 「……悪くない奉仕だったぞ」 蓮は満足げに微笑み、体内に残った精液の感触を味わうように身じろぎした。 その時、部屋の隅で縮こまっていた彩奈が、小さな声を上げた。 「蓮……くん……?」 彼女の瞳には恐怖と混じり合った、新たな感情が宿っていた。妖艶に笑う蓮の姿に魅了され、彼女の中で何かが変わり始めていた。
二つの心を束ねて
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