エラベノベル堂

二つの心を束ねて

18+ NSFW

小説ID: cmnrkpobp000001ltksg9q5hy

9章 / 全10

「お前……ただの覚醒体じゃねえな」 ボスが荒い息を吐きながら、蓮の体から離れた。額には汗が滲み、膝がわずかに震えている。 「気づいたか。遅いぞ」 蓮は拘束されたまま、冷ややかな瞳でボスを見上げた。体内に注ぎ込まれた精液が溢れ出し、太ももの内側を濡らしている。だがその表情には疲労の色はない。 「お前のその体質、ただ人を魅了するだけじゃない。精気を吸い取ってるんだろ」 「気づくのが遅すぎる。もう手遅れだ」 蓮の唇が歪む。その瞬間、地下室の空気が濃密なフェロモンで満たされた。 「くっ……」 ボスが腰を抜かし、床にへたり込む。蓮の放つ香りは、これまでとは比較にならないほど濃く、甘く、そして危険なものだった。 「さあ、今度は俺が主導権を握らせてもらう」 蓮は拘束具に力を込めた。金属音が響き、革のベルトが軋む。 「なっ……無理だろ。その拘束具は特殊製で」 「見ていろ」 蓮の瞳が妖しく光る。その体から放たれるフェロモンが、ボスの理性を完全に焼き切った。 「来い。俺に奉仕しろ」 命令口調で言われ、ボスの体が意思に反して動き出す。四つん這いになり、蓮の足元へと這いずっていく。 「なぜだ……俺はドンだぞ。こんな若造に」 「今のお前はただのメスだ。俺に屈服し、快楽を請い求めるだけの」 ボスが蓮の太ももに顔を埋める。無意識に舌を伸ばし、精液と愛液が混じった液体を舐め取り始めた。 「んっ……いいぞ。その調子だ」 蓮は恍惚とした表情で、ボスの頭に手を乗せる。拘束具はまだ外れていないが、状況は完全に逆転していた。 「もっと奥まで舐めろ。俺の中を綺麗にしろ」 ボスの舌が蓮の秘所へと滑り込む。熟練した動きで内壁を刺激し、溢れ出る液体を啜っていく。 「あぁ……悪くない舌使いだ。さすがに組織のトップだけある」 蓮の喉から甘い吐息が漏れる。だがその瞳には冷徹な支配欲が宿っていた。 「十分だ」 蓮はボスの頭を蹴り飛ばし、拘束具に全身全霊の力を込めた。革が裂け、金属が弾け飛ぶ。 「なっ……外したのか」 「俺の体質は催眠術と同じ。自分自身に暗示をかければ、肉体の限界を超えられる」 蓮は自由になった両手を高く掲げ、地下室全体にフェロモンを拡散させた。 「さあ、ドン。今度は俺がお前を犯す番だ」 蓮はボスの腰を掴み、四つん這いにさせた。そして自らの熱く猛った楔を、ボスの未開発な秘所に押し当てる。 「まさか……俺を……」 「男を知ったことのない穴だろう。俺が開発してやる」 一気に腰を沈める。ボスの喉から悲鳴とも嬌声ともつかない叫びが迸った。 「あぐっ……ぁぁぁッ!」 蓮は容赦なく腰を揺すり、ボスの最奥を責め立てる。 「どうだ。男に犯される快感は」 「いやだ……こんな……俺は……」 言葉とは裏腹に、ボスの体は快楽に反応していた。蓮の楔が前立腺を刺激するたび、ボスの股間が硬度を増していく。 「体は正直だな。感じてるじゃないか」 蓮がボスの耳元で囁き、乳首を摘む。 「あっ……んくっ……!」 「いいぞ。もっと啼け。……俺の支配を受け入れろ」 激しい突き上げが続き、ボスの意識が快楽の渦に飲み込まれていく。ドンとしての威厳も、組織への忠誠心も、すべてが溶かされ、ただ快楽を求めるだけの存在へと堕ちていく。 「あぁっ……なんだこれ……何かくるッ!」 ボスの背中が反り、全身が痙攣する。前立腺からの強烈な刺激が脳髄を焼き尽くし、白濁液を床に噴出させた。 「はぁ……はぁ……」 ボスが力なく床に崩れ落ちる。その表情には完全に快楽に負けた男の顔が浮かんでいた。 「……悪くない初めてだったろ」 蓮は満足げに微笑み、ボスの顔を見下ろした。 「今日からこの組織は俺が支配する。お前は俺の忠実な下僕だ」 ボスは力なく頷いた。その瞳には、もはや反抗する意志の光はなかった。 「蓮くん……」 部屋の隅で、彩奈が呆然とその光景を見つめている。彼女の中で、かつての部下であり恋心を抱いていた青年への感情が、完全に書き換えられていくのだった。

9章 / 全10

年齢確認

このサイトには、18歳未満の方の閲覧に適さない表現が含まれる可能性があります。

あなたは18歳以上ですか。

TOPへ
二つの心を束ねて | エラベノベル堂