エラベノベル堂

プールの底、霊の囁き

18+ NSFW

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8章 / 全10

準備室の冷たい空気が肌を刺す。拘束を解かれた美咲は、ジャンクショップで購入したローションのボトルを握りしめた。不思議なことに、幽霊たちが近づくたびに液体が淡い光を放っている。 「これ……一体何なの」 幽霊の一人が答える。 「霊液だ。我々の力を増幅させ、実体化を可能にする聖なる液」 美咲は戦慄した。店主の言葉が蘇る。 「選ばれし者だけ」 その意味を今、理解した。 「橘の能力を無効化するには、我々と一体化する必要がある。その霊液を使って」 美咲はキャップを開け、ローションを手のひらに垂らした。粘り気のある液体が光り輝き、見えない存在を引き寄せていく。 「わかった。やって」 彼女はローションを全身に塗り広げた。胸、腹部、太ももの内側へと指を滑らせると、幽霊たちが次々と彼女の体へ溶け込んでいく。 「あぁっ……熱い」 背筋に快感が走り、下肢に強烈な疼きが生じる。幽霊たちの感覚が彼女の中で融合し、体が熱く滾った。 「美咲さん、何をしている」 橘が体を起こし、恐怖に目を見開いた。美咲の全身から妖しい光が放たれ、彼女の瞳が深く澄んだ輝きを帯びる。 「終わりよ、橘先生」 美咲が一歩踏み出すと、床に描かれたかのように光の紋様が広がった。橘が予知能力を発動しようとするが、未来は何も映らない。 「なぜだ……見えない」 「私の中にいる彼らが、あなたの力を遮断しているの」 美咲は橘に近づき、光り輝く指先で彼の額に触れた。その瞬間、橘の体内に眠っていた罪悪感が暴れ出し、彼は苦悶の声を上げた。 「ぐあぁっ……何をする」 「あなたの中にある悲しみを、全部解放するの」 美咲は橘を床に押し倒した。霊液で濡れた体が彼に密着し、熱が伝わる。 「いやだ……見たくない」 橘の脳裏に、妻との幸せな日々が蘇る。そして彼女を失った絶望、孤独、怒り。押し殺してきた感情が溢れ出した。 「あぁっ……」 美咲は橘のズボンを下ろし、すでに硬くそそり立った肉棒を手で包み込んだ。幽霊たちの力が彼女に宿り、指先から快感を与える波動が放たれる。 「んっ……」 橘の理性が崩れ、彼は自ら腰を動かし始めた。美咲の濡れた秘所が、彼の熱棒を求めて疼く。 「入れて」 誘われるままに、橘は美咲の最奥へと侵入した。霊液が潤滑油となり、深い結合を可能にする。 「あぁっ……すごい」 激しいピストンが始まり、二人の体から光が放たれる。美咲の中にいる幽霊たちが、橘の魂へと語りかけた。 「お前は一人じゃない」 「許せ。そして生きろ」 橘の瞳から涙が溢れ、予知能力が消滅していく。彼は美咲の胸に顔を埋め、子供のように泣きじゃくった。 「私は……愚かだった」 最奥で熱い飛沫が弾け、二人は同時に絶頂を迎えた。光が部屋全体を包み込み、美咲の胸に温かい感情が広がる。 「終わったのね」 橘は力なく床に倒れ、静かな寝息を立てていた。全ての因縁が解けた瞬間だった。

8章 / 全10

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