「無様ね、聖騎士さま」 ドッペルゲンガーの冷笑が響き渡る。エルヴァンは数体の幽霊に四肢を押さえつけられ、豪奢な絨毯の上に組み伏せられていた。 「くっ……放せ、この卑劣な……!」 「卑劣? それは君の方だろう。彼女を救いに来たというのに、結局は守れもしない」 ドッペルゲンガーはリナの肩を抱き、彼女の顔を無理やりエルヴァンの方へ向けさせた。 「さあ、見て。君が想いを寄せた騎士が、どのように快楽に堕ちていくか」 リナは抵抗しようとしたが、体が言うことを聞かなかった。長時間の責めに耐えさせられた体は、まだ快楽の余韻を残している。 「やめて……彼には関係ないわ!」 「関係あるさ。君が彼をどれほど想っているか、僕は知っているからね」 ドッペルゲンガーが指を鳴らすと、幽霊たちがエルヴァンの鎧を剥ぎ取り始めた。金属音とともに、鍛え上げられた肉体が露わになる。 「何をする気だ!」 「君にされたことと同じさ。ただし、君の場合より遥かに屈辱的になる」 半透明の指が騎士の胸板を這い、乳首を捏ねる。エルヴァンは顔をしかめたが、すぐに呼吸が荒くなり始めた。 「んっ……何だこの感覚は……!」 「幽霊たちの能力を忘れたのかい? 感度を十倍に高める。騎士だろうが何だろうが、関係ない」 見えない手が下半身へと伸び、彼の秘められた部位を包み込んだ。エルヴァンは喉の奥で呻き、必死に声を殺そうとする。 「くぅっ……!」 リナは目の前で繰り広げられる光景に、言葉を失った。彼女が想いを寄せた騎士が、男である幽霊たちに責められている。本来なら決してあり得ない光景——しかし、彼女の胸の奥で得体の知れない熱が灯る。 (私……見てしまっている。エルヴァン様が責められているのを) 「気づいたかい? 君の中にある禁断の感情に」 ドッペルゲンガーが耳元で囁く。 「大切な人が他の者に犯される——それを見て興奮する性癖があるんだよ、君には」 「違う……私はそんな……!」 否定しながらも、リナの視線はエルヴァンから離せなかった。幽霊たちの愛撫が激しさを増し、騎士の雄々しい屹立が露わになる。 「あぁっ……くそっ、体が……!」 「素直になればいい。君も彼と同じで、快楽には抗えない」 リナは唇を噛み締め、目を逸らそうとした。しかし出来なかった——彼女は、愛する騎士が堕ちていく様を、ただ見つめることしかできなかった。
瓜二つの悪夢へ
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