目が覚めた瞬間、蓮は自身の指が秘所を愛撫していることに気づいた。無意識のうちに、夜中に身体が疼きを訴えていたのだ。 「何してるの……私」 慌てて手を引き抜くが、指先は濡れていた。身体の芯に残る鈍いうねりが、満たされない欲求不満を訴え続けている。 「こんなはずじゃ……」 浴室で身体を洗い流しても、熱は引かない。むしろ水が触れるたびに敏感になり、乳首が擦れる刺激だけで甘い痺れが走る。 「あっ……」 自分の声に驚く。以前なら恐怖を感じていたはずの感覚が、今は期待と渇望に変わっていることに気づいた。 「いや、私は勇者として……」 口に出して言ってみるが、言葉は空々しく響いた。勇者の誇りよりも、身体の疼きの方が強い。 書斎に戻った蓮は、無意識のうちに蔵の方へと足を運んでいた。そこには例の漆黒のこけしが転がっている。 「これが……原因」 手に取ろうとして、躊躇する。しかし身体の奥底で声が聞こえた気がした。 『使いたいだろう』 幻聴だと分かっていても、秘所が熱く滾る。こけしの胴体には卑猥な文様が刻まれており、よく見れば先端は丸く膨らんでいる。 「こんなもので……」 否定しようとして、指先が震えていることに気づいた。濡れた秘所の入り口を、こけしの先端が掠める。 「あっ」 強烈な快感が走る。媚薬の効果で敏感になった粘膜が、硬い木の感触を愛おしく感じていた。 「駄目、こんなこと……」 言いながらも身体は裏切る。脚が開き、腰が浮く。 「あぁっ……」 こけしの先端が自ら秘所へと吸い込まれていく。狭い通路をこじ開け、奥へと進んでいく。 「熱い、すごい……」 木の質感が内壁を擦り上げるたびに、背筋が震える。自分からこのような卑猥な道具を入れているという事実に、羞恥と背徳感が込み上げる。 「何してるの、私は……勇者なのに」 独り言を吐きながらも、腰を揺らしてこけしをさらに奥へと招き入れる。 「ああっ、いい……もっと」 媚薬に汚された身体は、もう快楽なしではいられない。勇者の誇りも、カフェ店員としての日常も、裏社会のボスとしての地位さえもどうでもよくなっていた。 「堕ちていく……私、完全に」 認めた瞬間、強烈な絶頂が襲った。身体を弓なりに反らせ、蓮は快楽の渊へと沈んでいった。
凍れる刻の玩具として
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